生命の素．．．．(1078)

本日(4/7)の読売新聞１面に、『生命アミノ酸は宇宙から』という、国立天文台などの
研究チームの説が掲載されていた。
その記事では．．．．
アミノ酸には「右型」と「左型」の２種があり、地球の生命は全て「左型」で構成されている。
通常の化学反応では、アミノ酸は「右型」と「左型」はほぼ等量にでき、偏らない。
それが、なぜ地球生命は「左型」ばかりに偏っているのか謎だった。
その偏りの原因となるのは、特殊な光「円偏光」依るという。
「円偏光」に曝されると、片方が壊されてしまい、一方の型しか残らない。
その「円偏光」は1500光年離れたオリオン大星雲の中に広大に存在するという。
従って、太陽系はその創世期に特殊な「円偏光」に曝されて、生命体の素になるアミノ酸が
残されたのだ．．．．という。
私たちは昔から、地球のアミノ酸は、地球が冷えて、雷などの電撃によって生じたと学んできた。
そうではないのか。
初端から、ひとつの選択をされて太陽系が誕生し、幾多の過程を経て地球に生命を定着させたのだ。
それは、例えば、神の選択といった、深遠な、あるいは哀切なものすら感じさせる。