うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

しし座流星群....(9218)

2009年09月14日 21時36分06秒 | うべプラネタリアン
しし座流星群は、母彗星は33年周期のテンペルタットル彗星だ。
伝説的な流星雨が出現したのは2001年だったから、次は2034年まで待たねばならないと考えられている。
しかし、その時が集中豪雨とすれば、今年はどうやら「大雨」程度には降るらしい。
2001年が1時間に500~1000個といわれているが、今年2009年は150~200個くらいとの予報。
それは、テンペルタットル彗星1466年回帰の時放出したダストトレイルにぶつかるからだという。
1466年からするとすでに16公転している。かなり拡散しているだろう。
それだけでなく、1533年回帰や1567年回帰のダストトレイルも一緒だというから
にぎやかなことは間違いない。
極大時は11月18日06時43分、夜明けだ。朝の薄明が広がっている時刻。
いずれにせよ、11月17日の夜から徹夜でねばることになる。
私としては、雨男のこけんにかけて、流星雨を降らさねばならぬ。...みてろ。
画像は、NASA Leonide のHPから、ダストトレイルの予報図。
こんなんみて、ワクワクするなんてちと異常かなもし。