うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

今週も曇天つづき...(959)

2009年03月04日 22時31分32秒 | うべプラネタリアン
曇天続きもさることながら、月齢が増してルーリンの近くで十二夜の月になる。
月が遅く上がる来週末なら、よほど晴れれば、ふたご座にさしかかったところで
見えるようになるが、あのスピードで去ってゆくなら、光度はかなり落ちるだろう。
もはやこの彗星の一番いいときは去ったか...。
3/1がよく晴れたので、その時会館で皆さんとしっかり挨拶したからまあいいとしよう。
同日、秋吉台で観測した宮崎さんの言によると、尾は近地点のころより伸びて見えたという。
確かにそのとおりで、彗星の姿を縦に頭から見るよりは、横から眺める位置にきた方が
のびのびと見える道理だ。宮崎さんの撮った画像は3/1のページに借用した。
どうやら、ムロさんは、若い頃の星好き病が再発したらしい。
その症状は栗さんと同じ彗星傾斜の気配だ。
一度会っただけで、パクゥゥンといかれちまったようだ。
もともとこの病は免疫というものがないからねぇ。予防注射もむつかしい。
そのことは薬剤師のなをみ先生がよくご存じだ。
なんだか、星虫がひどく増殖しているぞ。
ルーリンのせいだよなぁ...だからぁ、俺じゃないってば。
画像は、1997年のヘールボップ彗星ニューヨーク上空。この時はツインタワービルがあった。(NASA)