今年は、大掛かりな美術展が目白押しで・・・でもその前に行っときたいものがありまして。
それがこれ!
泉屋博古館は、住友家が収集した美術品を展示してます。東京にも分館があるけど、私が行ったのはもちろん京都の。銀閣寺近くです。
きれいで可愛くてめでたいものがたくさん。吉祥文様やきれいなものね。葡萄も縁起がいいものだと言うのにびっくり。葡萄の小さい粒がたくさん→子沢山になるらしい。唐子模様もいいらしい。写真NGなんで、紹介できないけど、牡丹や竹、桃・藤が描かれたものが多い。
宮川香山の壺。とってもきれいだったあ。
住友は企業グループとしては別子銅山からスタートしてるらしいので、関連ある青銅品の収集がトップレベルだそうで。同時開催されてた「青銅器展」も見ることに。そこで、学芸員の方が「お時間ありましたら30分ほどかかりますが、説明させていただきましょうか」と。
せっかくなのでマンツーマンでお願いすることに。
そこで初めて知ったのは、国宝というのは「日本で作られたものじゃないとダメなこと」。青銅器も国宝級ものがたくさんあるのだけど、清朝滅亡の時に中国から多数流出したものなので国宝にはならないらしい。なるほどねえ。知らんかった私がアホなだけ?
銅鏡もたくさんで、いつも本当にあれで顔が映るのか?と思ってたけど、ちゃんと復元されたもので顔が映ることを確認。長年の謎、一挙に解決。
HPからプリントアウトしたものを持ってくと記念品がもらえました。
なぜか京都に来てるのにモスバーガーでお昼を。すでに2時過ぎ。実はバスを逆方向へ乗ってしまって、気づいて降りて反対側に渡り又乗りなおすという。もうフラフラ。
市バス一日乗車券を買ったので、大丈夫だったけど。これ、500円で乗り放題やからお得よね。私は、合計4回乗った。220円*4=880円やから、380円お得。ラッキー。
次は、「俵屋吉富」に併設されてる京菓子資料館へ。こちらは烏丸今出川にあります。同志社の近く。
明治になって、洋菓子が入ってきてその影響を受けたりして。その時代の菓子図案帖や再現したものが展示。きれいなお菓子にうっとり~特にお菓子で出来たお花なんてすばらしい。薔薇の花がとっても可愛い。
十二支をあらわした生菓子のクリアファイル。迷わず購入。ドーパミンに負けたよ。
1階にはお茶席が。椅子式なので楽だし、お抹茶好きなのでいただくことに。
お菓子は3種類から選べるのでせっかくなので「八重の桜」を。同志社の近くだし、大河ドラマ「八重の桜」にちなんでるみたい。
ほんのりピンクでとってもきれい。甘さも最近の生菓子はそんなに甘くない。ヘルシー志向ね。お抹茶の苦さも良いわ。ちなみにここもHPからプリントアウトしていくと、このセットが100円引きに。700円が600円になります。京菓子資料館は無料です。
お茶席から出て行くとお店の中を抜けていくことに。もちろんおいしくて可愛いお菓子がいっぱい。当然吸い寄せられるように買いますね。ここでもドーパミンが。
せっかくなので春のお菓子を。菜の花と桜ね。程よい甘さです。上品~
京都は平日にもかかわらずすごい人。京都駅前のバス乗り場でバスを待つのに長蛇の列。3台目でやっと乗れた。清水寺や祇園方面へ行く路線なので仕方ないかあ。バスの中から「リヒテンシュタイン展」をやってる京都市美術館が見えたけど、ガラ空きみたい。この季節、外の方が混むのかな。
ちょっと変わってるエリーゼ。レモン味のがおいしい。
母、何十年も前に買ったけど1.2回しか使ってないので「上げる」って。カシミアの黒。若干防虫剤の匂いが。
もっちりとしておいしかった。「もち吉」のお饅頭。阿闍梨餅みたい。
宝塚ホテルのドーナツはおいしい。焼いたみたいで、あんまり甘くないし。
大阪駅マルシェで購入。この季節のお寿司、これで500円。めっちゃ安いしきれいだし、春らしいわ。
これも大阪駅マルシェで。安納芋の大学芋。ホクホクでおいしい。
やっぱり混んでても京都いいわあ。又行かなあかんわ。前売り券を買ってる美術展もあるし。
ああ~たとえ行き先が予備校でも京都に通う息子がうらやましい。