チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「新大学生物学の教科書第1巻細胞生物学」講談社

2024-09-20 20:00:00 | 2024読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「ブルーバックス
カラー図解アメリカ版
新大学生物学の教科書
第1巻細胞生物学」
D・サダヴァ他著 講談社
2021年刊


ちょっとチビクロにわ、背伸びしすぎなのでわと思いつつ手にとった1冊ですにゃ。あめりかの大学生ってどんな勉強してるのかしらにゃ。

「生命は化学進化を通じて非生命から生じた」うーむ。そうだったのか。
しらなかったにゃ。そうそう、こう言う感じのことが知りたかったのだにゃ。なんか哲学的ヒビキさえ感じてカッコイイですにゃ。生物の勉強をしているのに化学式がどんどんでてくるのわ、意外だったにゃ。

教科書をスクリーンショットして、
脳に繋げて、データベース化できたら、記憶力が増強できるのに、悲しいことに、ページをめくるたびに用語を忘れるチビクロですにゃ。

科学にもいろんな分野があるから、
生物以外にも地震研究のプレートテクニクス?とか、最近台風の被害とか多いから気象学とかも読んでみたい分野ですにゃ。欲張りチビクロ身の程を知らずなのですにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。


「まず牛を球とします。」柞刈湯葉 

2024-09-17 20:00:00 | 2024読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「まず牛を球とします。」
(まずうしをきゅうとします。)
柞刈湯葉(イスカリユバと読みます。)
河出書房新社 2022年刊



13の短編集であるこの本の表題作の
「まず牛を球とします。」わ、
どんなはなしかというと、
遺伝子組み換え×宇宙人の侵略×食料問題×多様性な感じですにゃ。それに、
「物理学者わ、過剰な単純化を好む、
例えば彼らは牛を球体と仮定する」という理系のジョークが含まれているらしいですにゃ。

「石油玉になりたい」わ、ラストが好きですにゃ。未来SFでも変わらない大切な人を思う気持ちをお花畑があらわしてると思ったですにゃ。宇宙時代のお墓参りですにゃ。

作品によって感じがだいぶ違うのだけど、作者わ生物学者さんだし、理系への憧れとともにきっと頭の良い人なんだろうにゃと思うチビクロでしたにゃ。ボクわ、脳が綿か、化繊だからかも。ちょっと読むのがむずかし時もあるけど、今わSFの気分なのかもですにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「小川晴暘と飛鳥園100年の旅」半蔵門ミュージアム

2024-09-15 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、お出かけしましたにゃ。

「特別展 
小川晴暘と飛鳥園100年の旅」
半蔵門ミュージアム

ボクわ不勉強だから、知らなかった
けど、大正から昭和にかけて創業した
仏像撮影専門の写真館があり、
小川晴暘・光三親子が活動した写真の軌跡をご紹介という展覧会ですにゃ。

説明によると、小川晴暘の写真わ、
記録という枠を超えて、
仏像写真を芸術の粋まで昇華させた
画期的なものだそうですにゃ。

〈中宮寺菩薩半跏像(伝如意輪観音像菩薩)〉のお写真ですにゃ。
静かに、深いお考えをしてらっしゃるのでしょうか、背景の黒と光が
あいまって、神々しいお姿ですにゃ。
お美しいですにゃ。

写真を通じて、
写真家が感じた美しい仏像様の表情が
伝わってきますにゃ。

こちらのミュージアムわ、
宗教団体真如苑さんが収集した
仏教美術を中心に公開するための施設ですにゃ。今回わ、重要文化財とされる鎌倉時代の大日如来坐像が展示されていますにゃ。

2階にわ高級ホテル(たぶん)みたいな落ち着いたラウンジもあり、
入場無料です。お茶も頂けますにゃ。
お近くに行かれた時わ、お寄りいただくのわ、いかがでしょか?
お休みわ、月火曜日です。


ギャラリーの近くにフランスのパンやさんみたいにステキなお店がありましたにゃ。すぐ食べたくなって、地下鉄のベンチで食べたのわ、秘密なのですにゃ。

最近のチビクロの裏テーマわ、
行ったことのない場所、
見たことない作品ですにゃ。

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「横浜駅SF」柞刈湯葉 カドカワBOOKS

2024-08-31 20:00:00 | 2024読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「横浜駅SF」柞刈湯葉 
(イスカリユバと読みます)
角川BOOKS 2016年刊


チビクロが横浜駅を利用してた頃、
確かにいつも工事していたですにゃ。
布で仮舗装された通路、天井わいつも
むき出し、コーンわ、どこかしらいつも置かれていたですにゃ。
そ、それが、いつの間に自己増殖を繰り返し、本州全てが横浜駅になってしまったという未来の物語ですにゃ。

生物学者である作者わ、あとがきで書いていますにゃ。イリヤ・プリゴジンは、物質やエネルギーが絶えず流入・流出を続けることで全体の秩序が保たれる状態を「散逸構造」と呼び、その理論で1977年のノーベル賞を受賞していているそうですにゃ。この作品わ、この考え方の影響をうけているそうですにゃ。

有名SF小説の題名がリメイクされた6編にわかれてますにゃ。とんでも設定だから読みやすくわないけどボクわ結構気に入っちゃったですにゃ。チビクロわ、4章に出てくるJR北日本のアンドロイド工作員ハイクンテレケとJR福岡社員トシルのかみ合わない会話がつぼですにゃ。人間の先輩より通りすがりのアンドロイドとの方がコミニュケーションができるトシル。人間同士だからわかり会えるというのわ、もしかしたら勘違いなのかもしれなくて、共感というのわ、個体の人格及び人間性において生じる現象であるのだ、なんてにゃ。
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「茶の湯以前」金沢文庫

2024-08-27 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、出かけましたにゃ。

「特別展 茶の湯以前
中世鎌倉の茶」
神奈川県立金沢文庫

今回わ、金沢文庫が管理する「称名寺聖教・金沢文庫文庫文書」からわかる中世東国のお茶に関する史料をご紹介という展覧会ですにゃ。お茶わ、健康のため、贈答、宗教儀礼とさまざまな用途や機能があったそうですにゃ。
茶の湯以前というのわ、千利休より前という意味だとボクわ思って、ボクみたいなぬいぐるみがいうのわ失礼しますだけど、目の付け所がおもしろいにゃと思いましたにゃ。古い文書の毛筆体が悲しいくらいわからないチビクロだけど、中世文書がたくさん保存されていて大事にしてもらっていて感謝ですにゃ。
今回残念だったのわ、地震の影響で展示が、取りやめになった作品があったことですにゃ。チビクロわ特に重文青磁壺元時代称名寺蔵を見ることを楽しみにしていたですにゃ。この前出光美術館で見た壺とよく似てたから、じっくり見たかったですにゃ。今後方針か変更になる可能性もあるそうなので気になる方わ、ホームページにてご確認くださいませですにゃ。

緑と光が強いから影が強く感じましたにゃ。夏がとまってるみたいな空気感でしたにゃ。不思議な場所だと思うですにゃ。やはり歴史が、あるからにゃのか?ボクわ、夏休みに来ようと思ってけど、発熱中だったのでしたにゃ。やっと夏休みミッションクリアですにゃ。みなさまもおかしな風邪にわ、ご注意くださいませですにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
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