健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

青木保さん。

2014-04-03 | 読んでみた。finding.
国立新美術館館長、青木保さんの紹介記事です。
1日、当社も新入社員を迎えることができました。
チェンジするととの大切さ、世の中のチェンジを感じ取る感性を養うこと、それとおもてなしの心の大切さを説いた、入社祝辞を述べました。

青木さんは、東京オリンピック開催が決定して、そのプレゼンテーションにも「おもてなし」と、キャッチフレーズになっているが、そのことで語っています。
確かに、一流料亭や高級レストランでのおもてなしはすごいけれど、本来のおもてなしは、お金が介在していないもの。
その点で、日本のおもてなしを危惧しています。
米国人は、見ず知らずでもエレベーターに乗ってきたら、素敵な笑顔で挨拶してくれます。

お年寄りはどうこう!!今の若者は、、、、などと、現在の自分だけを見て他を批判するのはとても危険。
お年寄りは明日の自分だし、若者は作日の自分なのだから、、、、。

ファーストフード店のマニュアル笑顔、人の顔も見ない挨拶ではなくって、「おもてなし文化」は、しっかりとした挨拶が出発点だと、
青木さん言い切ります。
耳を傾けたい警告です。
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上橋菜穂子さん。

2014-04-01 | 読んでみた。finding.
一昨日の新聞記事で、上橋菜穂子さんのアンデルセン賞受賞を知りました。
おめでとうございます。
児童文学のノーベル賞とも言われているアンデルセン賞。日本人ではなんと20年ぶり。「その作品は自然やあらゆる生き物への優しさと敬意にあふれている」と、国際児童図書協議会から連絡が入ったらしい。
もっと、大きく報道されてしかるべきかと思うけれど。
上橋さん。常に、答えの無い問いを問わずににはいられない人間を丸ごと抱えて表現していると言います。
自分はなぜ生まれたのか?人間とは何か?一言で言えないから一冊の本を書く。
世界をリアルに描けば生易しいものにならなくて、社会は矛盾や不条理に満ちている。
人間はこうした大きな渦の中で生きて その果てに今の私たちがいる。
でも、人と人との間に流れる温かさを描いてきた。
社会の不条理さを乗り越えるのは人間の優しさだ。
どの主人公もスッくと立っている。

上橋さんの日経土曜日夕刊記事素敵です。
これから遅ればせながら作品読みます。
コメント (2)
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