健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

上橋菜穂子さん。

2014-04-01 | 読んでみた。finding.
一昨日の新聞記事で、上橋菜穂子さんのアンデルセン賞受賞を知りました。
おめでとうございます。
児童文学のノーベル賞とも言われているアンデルセン賞。日本人ではなんと20年ぶり。「その作品は自然やあらゆる生き物への優しさと敬意にあふれている」と、国際児童図書協議会から連絡が入ったらしい。
もっと、大きく報道されてしかるべきかと思うけれど。
上橋さん。常に、答えの無い問いを問わずににはいられない人間を丸ごと抱えて表現していると言います。
自分はなぜ生まれたのか?人間とは何か?一言で言えないから一冊の本を書く。
世界をリアルに描けば生易しいものにならなくて、社会は矛盾や不条理に満ちている。
人間はこうした大きな渦の中で生きて その果てに今の私たちがいる。
でも、人と人との間に流れる温かさを描いてきた。
社会の不条理さを乗り越えるのは人間の優しさだ。
どの主人公もスッくと立っている。

上橋さんの日経土曜日夕刊記事素敵です。
これから遅ればせながら作品読みます。
コメント (2)
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