岩本さつき ライブ。

素晴らしい１夜だった。
迫力とオーラに満ちたリサイタル！！！赤坂「サロンＤＥ　ＥＵＲＯシルビー」は、満席。
ゆったりとしたソファーの座席もきもちいい！！！
私は、ライブ二回目でした。
今年リリースした「月狂い」のＣＤにちなんで「月明かりに照らされて」。
アルバムに収録されたピアソラが主体の１部の構成でした。
客席には、さつきさんがデビュー当時お世話になった銀座「銀巴里」のオーナーご夫妻の姿もありました。
岩本さつきさん、なんたってすごいのは、全部ご自分で日本語に訳して、歌詞を独自につけて、それを歌っているということです。
無論、原語・・その素晴らしさは認めます。
だけど、聞く側として、全部意味が判って聴いているかというと、なかなか困難なところもあると思います。
ご自分で、解釈して日本の歌にして、ピアソラ・歌ってくれます。
力強い声！！！！
「生命の泉は、どこにでもある。家の形にも　熱い口付けにも　あなたの愛する唄の中にも
一杯のコーヒーにも　戦いの後の　枯れた土にも　貧しい者の怒りの中にも　やり直す為の　命がある　３００１年に生まれ変わるだろう、、、リナシェロ・リナシェロ、ＲＩＮＡＳＣＥＲＯ」
昨年、上海で亡くした、お父様を思い、悲しみからの力強い再生を歌い上げているように感じました。

自分の感性・解釈を全面に押し出して歌う・岩本さつきさん！！！！

もっと多くの方々に聞いて欲しいです。