健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

万年筆とマンドリン。

2007-04-27 | 読んでみた。finding.
クローズド・ノート

角川書店

このアイテムの詳細を見る
とっても効果的に万年筆が描かれています。
スーベーレンの万年筆使いたくなってしまうし、モンブランのマイスターシュティック・アウロラオプティマクラシックなどなど、よくもこんなに種類あるのかとも感じるけれど、好ましい!!
なにが良いかっていうと、主人公香恵が万年筆屋の店員であり、接客の進化がkの小説の中で目の当たりに出来ることです。
接客業の極意を伝授されるような???「魂とは共感できるストーリーなのよ!!」62ページ。  とまで、行っちゃいます。
そしてこの店頭が、イラストレーター石飛との出会いの場であり、石飛の自転車から見上げる主人公のアパートに「クローズド・ノート」があります。
それは主人公の前に入居していた、熱血先生伊吹さんが、書き残した日記で、押入れの奥横に隠れていました。
ストーカー紛いの彼や、石飛さんへの想いに揺れる主人公!!
この日記を読むことで、救われてきます。
そして、マンドリン演奏会でのハップニング。彼氏らが鉢合わせしていたのです。
そしてイラストレーター初個展で、お祝いのマンドリンを弾くことになる香恵。
劇的で熱い幕切れが用意されていました。
シーンと目頭が熱くなります。
「火の粉」の迫力とは、全く違った切り口で、読ませます!!!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 89番目。 | トップ | カナダ・ロイヤル・ウイニペ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読んでみた。finding.」カテゴリの最新記事