健康楽園。

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奇跡の斎藤塾。

2020-09-06 | 読んでみた。finding.
 朝日新聞朝刊に毎週水曜日4回、シリーズで掲載された、第一回目の記事です。
思わず、かって通っていた斎藤塾を鮮やかに思い出しました。私にとっては、中学、高校と学びましたが、
行くのが苦痛の厳しい塾だった思いが強いです。
かっては、私の生家、浜松市中区田町で、回熟したらしく、祖父の時代からのお付き合いがありました。
私の父、叔父2人も通っていて、それで、その息子も、、、、、と、通い始めたきっかけです。
斎藤先生じゃ、塾長であり英語担当で、数学は、藤田先生が担当してました。
まさに、斎藤カラー一色の塾で、中学の時には、高校の英語教科書を使うという先取り教育。
ついていける生徒は、ほとんど、国立一期、東大京大へ進みましたが、私には、重荷でした。
勉強だけでなく毎日、授業が終わると、教室の掃除です。
真冬でも、床の雑巾がけから始めます。雑巾をしっかり絞らないと、、、「ユルフンではだめだ」と注意されます。
100人以上生徒収容の大きい教室でした。
戦前から、勇気を持って、信念の斎藤先生ですから、反戦を貫き通します。戦後、父から聞きましたが、戦中、父が、
たまたま憲兵と話ししてたら、その憲兵が生徒になりすまして斎藤塾に入学していたことが判明しました。
その憲兵は、「斎藤先生は、立派な方だった!!」と褒めていたとのことです。
先生からの質問ができなく、答えられないと、前に呼び出され、みんなの前で、しゃもじで叩かれました。
今ならば、パワハラで訴えられますね。
教材も、原語のショートヒストリーオブザワールドとか、グラマーなど、4、5冊を10ぐりに講義してました。
英語で、質問して、英語で回答しなければ、気分をガイしてました。スパルタ、カリスマ先生です。
英語の発音にも、厳しく、LとRの、発音差などスパルタ指導です。
現在の、東海道新幹線車掌さんの、英語棒読み発音を聞いたら、斎藤先生、どんな顔をするのか想像すると、ニヤリとします。
コメント
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