昨日は、月二回傾聴訪問している、家から徒歩25分のデイサービス施設の訪問日でした。
90歳台の女性とお話しました。
お耳が遠く、筆談も交えてのお話しでしたが、お歳を感じさせない、「道産子」の歯切れの良いお話し振りに、感心しました。
お話しの中心は、生まれ育った、北海道・釧路市近くでの、戦争を挟んで、ご苦労された頃のことでした。
お父さんが、釧路近くにあった軍馬飼育場でお仕事されていたので、B29が軍馬飼育場と、釧路の工場などめざして、度々爆撃しにやってきたこと、米機の機銃掃射にあったこと、食事中に空襲警報で、防空壕に飛び込んだこと、周りの、沢山の人が戦争で死んだこと、ソ連兵に追われて千島から逃げてきたお友達のこと、大人数家族で、食料不足で、ご両親がご苦労されたこと、お米が少なく、ジャガイモを刻んでまぜて炊くのが私の仕事だったこと、お兄さんのお嫁さんが脊椎カリエスで寝たきりだったので、おしもの世話までしたこと、など、「鮮明に思い出されて涙が出てきてしまう」と、はっきりした口調でお話しされました。
そして、何回も、「なぜ、人間は、誰も得しない、バカバカしい戦争をするのかねえ?」「戦争は絶対してはいけない」「わたしのような戦争体験者が少なくなると、若い人たちは、戦争のバカバカしさ、惨めさを知らないので、戦争をしてしまうのでしょうか」と、プーチンのウクライナ戦争やイスラエルのガザ地区攻撃など、のこと、ご自分の辛い体験とダブルようで、怒っていました。
「戦争が終わって、80年も、日本は平和が続いているけど、この平和が長く続いて欲しい」と、しっかりお話しされて、締めくくられました。
「なぜ、人間は、誰も得しない、バカバカしい戦争をするのかねえ?」には、わたしも常日頃から思っていることだけに、ズシンときました。
プーチンやネタニヤフへの怒りが、改めて、こみ上げてきました。
4月10日、「今日は何の日カレンダー」より
婦人参政記念日、婦人の日(労働省1949)、婦人週間(~16)駅弁の日(1993)、建具の日(1985)、ヨットの日、
四万十の日(1989)、瀬戸大橋開通記念日、LPガス消費者保安デー(毎月)
▲聖徳太子、摂政となる(593)▲日光東照社の大造営完成(1636)▲平賀源内、江戸・湯島料亭で物産展(1762)
▲九州、青の洞門が開通(1763)▲イーストロンドンのホワイトチャペルにビッグ・ベン、できる(1858)
▲板垣退助、高知に政治結社立志社を創立(1874)▲師範学校令・小学校令・中学校令公布(1886)
▲競馬法公布(1923)▲日本商工会議所設立(1928)▲日本女性が初選挙権を公使、女性代議士39人誕生(1946)
▲日本初の女子プロ野球の初試合が後楽園球場で(1950)▲NHKの連続放送劇「君の名は」放送開始(1952)
▲皇太子(今上天皇)(25)と美智子妃(24)の御成婚パレード。53万人の観衆。ラジオ・テレビで実況中継(1959)
▲瀬戸大橋開通(1988) ▲イギリスとアイルランド和平合意(1998)▲アジアゾウ(インド象)諏訪子65歳
で死亡(2008)▲浅田真央ブログで引退表明(2017)▲超大質量のブラックホール撮影に成功(2019)
▲千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が史上最年少で、16人目の完全試合達成(2022)
なんじ、平和を欲するなら戦争に備えよ。