ルカによる福音書1章26~38節
神にできないことは何一つない
メシア、キリスト、救い主誕生の物語は、当時としては、非常に意外なところから始まりました。ユダヤの都エルサレムから遠く離れた辺境の地とも思われていたガリラヤ地方のナザレという小さな町でした。しかも、その救い主を産むことになるのは、王の娘でも、どこそこの令嬢でもありませんでした。身分の低い者と、マリア自らが自分のことを述べていますが、 . . . 本文を読む
ルカによる福音書24章13~35節
心が燃えるとき
イエス様が十字架につけられて死んで、三日目のことでした。その日の朝、香料を持ってイエス様が葬られている墓に行った婦人たちは、墓をふさいでいる大きな石が、転がされているのを見ました。中に入ってみると、そこには遺体はなく、御使いらしき二人の人が現れて、イエス様の復活を告げられたのでした。そして、そのことを弟子たちのもとに行って、告げたところ、彼ら . . . 本文を読む
ルカによる福音書22章54~62節
キリストのまなざしの中で
私たち人間は、まったく意識できずとも、どこかで誰かを傷つけないでは生きていけない存在なのではないでしょうか。存在しているという、それだけのことが、どこかで、誰かにストレスを与えたり、誰かを傷つけているということになっている、そういうことだってありうるのです。そして、実際には、お互いは、赦し、そして誰からか、知らないところで、赦されて . . . 本文を読む
ヨシュア記20章1~9節
逃れの場所がある
私たちには、逃れる場所が必要です。それは、精神的にも、あるいは、具体的な目に見える場所としても、それは必要です。そこで、安全と平和、平安をうる、癒しをうる、休息をうるのです。そうした場所が必要です。それがなければ、私たちは、人として、生きていくことが困難になってしまいます。
今日から世界バプテスト祈祷週間が始まりました。私たちにとって、世界伝道をと . . . 本文を読む
(こども祝福式に)
ヨシュア記4章1~9節
記念の石-記憶に留める-
モーセのあと、指導者として立てられたのは、ヨシュアでした。神様は、ヨシュアに言われました。「わたしの僕、モーセは死んだ。今、あなたはこの民すべてと共に立って、ヨルダン川を渡り、わたしがイスラエルの人々に与えようとしている土地に行きなさい」。
この日、ヨシュアは、朝早く起き、イスラエルの人々すべてと共にシティムを出発して、ヨ . . . 本文を読む
申命記34章1~12節
神様の歴史への参与
モーセは、エジプトの地よりイスラエルの民を導き出して以来、40年もの間、荒野の放浪の旅を続け、いよいよ神様の示す目的の地にたどりつこうとしていました。ところが、神様は、モーセに約束のカナンの地に入ることをお許しになりませんでした。それは、かつて、モーセが、荒野において、水を求め、つぶやくイスラエルの民をしっかりと教え諭すことができず、それだけでなく、 . . . 本文を読む
申命記7章6~11節
神様の宝の民(わたし)
かつて、わたしの妻は、幼い子どもたちに、ことあるたびに「あなたたちは、お母さんのな~に?」と尋ねていました。そうすると、子どもたちは、「宝」と答えました。もちろん、こどもたちにそういう発想がもとよりあったというのではなく、これは、明らかに、母親が、このようにお母さんが尋ねたときには、宝と答えるように、教えたからなのです。
それでも、そ . . . 本文を読む
民数記22章22~35節
ろばに見えたもの
バラクは、モアブの王でした。イスラエルの人々は、ヨルダン川の対岸にあるモアブの平野まで進み、そこに宿営をしておりました。モアブの人々は、「このおびただしい数の民に恐れを抱いていた。イスラエルの人々の前に気力もうせ」ていたと書かれています。モアブ王バラクは、気が気ではありません。そこで、占い師のバラクのところへ使者を送り、彼を招こうとして、 . . . 本文を読む
レビ記25章1~12節
主のための安息、私たちのためのヨベルの年
私たちには、休息が必要です。私たち人間の体は、休息しなければ、ボロボロになってしまいます。休みもとらずに、ずっと働くこと自体は、結果として能率が上がらず、いろいろなトラブルの原因ともなり、返って、よい仕事ができないことになるという方もおられます。私たち人間だけでなく、生物はどこかで定期的に休息をとるように造られています。
い . . . 本文を読む
出エジプト記14章5~18節
主の救いを見る
私たちは、人生の中で、絶体絶命と思われる出来事に遭遇することがあります。そのときこそ、私たちの信仰の真価が問われることでしょう。右往左往してパニック状態になる場合もあるでしょう。しかし、信仰に固く立って、冷静にことを受け止め、待つ、或いは、事を成すことができた、そういうときもあるでしょう。
今日は、敬老の日礼拝を守っていますが、ご高 . . . 本文を読む