ヨハネによる福音書1章14~18節
わたしたちはその栄光を見た
「言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた」との文章の意味から考えてまいりましょう。
1節の「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった」ではじまるこのヨハネによる福音書に登場してくる言というものを、「それは父の独り子として . . . 本文を読む
マタイによる福音書2章1~15節
二人の王
イエス様が、お生まれになったとき、ユダヤの王は、ヘロデでした。彼は、ローマ帝国の傀儡国家としてユダヤの地域を国として、ローマに認めさせ、自分がその国の王となりました。もちろん、独立国家ではなく、ローマの支配下にあったというところは変わりません。ところが、彼は、非常に権力欲のすさまじい男で、少しでも、自分の座の脅威となるような者がいたら、その . . . 本文を読む
ヨハネの黙示録21章1~8節
主を待ち望む信仰
本日からアドヴェント(待降節)に入ります。私たちは、今年も主のご降誕を待ち望みます。このお方は、既に二千年前にこの世に来られました。しかし、私たちは、毎年、イエス・キリストのご降誕をあたかも今年お生まれになるかのようにして、1月前からクリスマスの諸々の物語を思い起こしながら、その日を待つのです。
天神や小倉の街並は、今年もクリスマスの . . . 本文を読む