詩編100編1~5節
主の御前に進み出よ
礼拝を捧げようとする者にとって、この詩編は何と晴れがましい、希望に満ちた、喜ばしき内容でしょうか。「全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。喜び祝い、主に仕え、喜び歌って御前に進み出よ」。礼拝とは、神様の御前に進み出る行為です。恐れ慄きつつ、神様の前に進み出るといったイメージでしょうか。
実際、当時は、神殿の中に入り、庭で、祈ったり、捧げ物 . . . 本文を読む
詩編78編1~8節
語り継ぐべきこと
イスラエルの人々が、大事なこととして語り継いでいった民族の歴史は、大きくは二つでした。一つは、過酷な奴隷状態に陥っていたイスラエルの民が神様が立てた指導者モーセに率いられて、エジプトから導き出され、荒野で40年の間放浪生活をしたのち、カナンの地に入るといった出来事でした。
神様は、そのとき、いろいろな出来事、奇跡を通して、イスラエルの民が、エ . . . 本文を読む