(召天者記念礼拝)
第一テサロニケの信徒への手紙5章23~24節
キリストの来られるとき
今日、私は、キリスト教の教理について、話したいと思います。というのも、今日は、召天者記念礼拝ですから、ここには、ご遺族の皆様が、来られています。キリスト者の方々もいれば、そうでない方々も来られています。ですから、特に、キリスト者でない方々に対して、キリスト教で言うところの死と復活、天国、審判、イエス・キリ . . . 本文を読む
(イースター礼拝)
ルカによる福音書23章55節~24章12節
生きておられる方
イエス・キリストの復活、これは私たちキリスト者にとっては欠くべからざるものです。パウロは、コリントの信徒への手紙一の15章の14節で、「キリストが復活しなかったのなら、わたしたちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄です」と言っています。17節でも「キリストが復活しなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく . . . 本文を読む
使徒言行録12章1~17節
教会の熱心な祈りの中で
今日のお話に登場してくるヘロデ王は、生まれたばかりのイエス様を殺害しようとしたあのヘロデ・アンティアパスではなく、その孫にあたるヘロデ・アグリッパ1世です。彼は、ローマ側にも幾人かの有力な知人がいたらしく、彼の時代にそれまでローマの属国になっていたユダヤが、一時期解放されることになりました。そのような彼でしたから、ユダヤ人たちからは、結構した . . . 本文を読む
使徒言行録10章9~23節
福音のためなら
ペトロが見た幻は、実に薄気味悪いものでした。天から布のような入れ物がつるされてきて、その中には、あらゆる動物が入っていました。地を這う物、ですからヘビやトカゲなどのハ虫類でしょうか。それから空の鳥もおりました。そして、声がして、「ペトロ、身を起し、屠って食べなさい」というのです。
ペトロは、「主よ、とんでもないことです。清くない物、汚れた物は何一つ . . . 本文を読む
使徒言行録9章1~19節
主の用いられる器
神様、イエス様に用いられる私たちは、自分たちの評価をいったい、どのような形で、神様が、イエス様がなさったのかを知りません。この世においては、私たちがどこかの学校に入るときには、そこに定員なり、資格のようなものが求められるときには、何かの基準があります。そして、その基準に照らして、入学が受け入れられるのです。また、何かの仕事に就く場合、採用されるにあた . . . 本文を読む
使徒言行録3章1~10節
わたしが持っているもの
ペトロとヨハネは、まだ、ユダヤ教の慣習の中で生きています。というのも、午後3時の祈りの時に神殿に上って行ったとあるからです。このときはまだ、キリスト教として、はっきりとしたものが確立していたわけでもなく、ユダヤ教からキリスト教に移行する、ちょうどその途中にありました。少しずつ、少しずつ、キリスト教の大事にしていることやユダヤ教との違いが、はっ . . . 本文を読む