ローマ2章1~11節
分け隔てなき神
私たちは、自分だけは大丈夫と何ごとにつけ、思ってしまいがちです。三面記事を賑わせている毎日のニュースのあれこれをみて、あーあと嘆くのです。しかし、それはあくまでも他人事であって、自分たちには起こらない、そう思うのです。自分は、彼らのようには愚かではないし、分別もある、慎重にことを運ぶから大丈夫と思う人もいるでしょう。なかには、自分も彼らと紙一重で . . . 本文を読む
詩編146編1~10節
人間を救う力は
人間を救う力は、人間にこそある、確かに具体的にはそうでしょう。何の利害関係もなく、人助けのために、行なっている個人やボランティアグループがあります。わたしは、ほんとうにすばらしいと思います。また、そうした活動の一つ一つが、聖書の教えにかなっていると思うのです。
しかし、人間を救う力は、人間にこそある、ということの国レベルでの話になると、どうな . . . 本文を読む
詩編121編1~8節
主はあなたを見守る方
この詩編121編も多くの人々に愛されてきた詩編の一つだと言えるでしょう。先ほど歌いました新生讃美歌435番、これは、この詩編121編をもとにして作った讃美歌ですが、この賛美歌「山辺に向かいてわれ」もまた、同じように、多くの人々に愛されています。文語体で書かれているこの讃美歌の1節は、「山辺に向いてわれ、目をあぐ、助けはいずかたより、来るか、天 . . . 本文を読む