エレミヤ書18章1~12節
神の手の中にある私たち
エレミヤに神様は、陶工のところへ行けと言われました。いわゆる、フィールドワークです。神様は、具体的な現場を見せて、そこからエレミヤに神様の言わんとするところを理解させようと考えられました。陶工とは、陶磁器を作る職人です。エレミヤは、陶工が粘土からいろいろな器を作るのを見ました。そして、せっかく一つの形ができても、それが気に入らなければ自分の . . . 本文を読む
エレミヤ書 第1章1~10節
わたしはあなたを預言者として立てた
神様からの召命に関するお話は、いくつもあります。新約聖書には、イエス様からペトロをはじめとする弟子たちが招かれた物語が書かれていますが、これもまた、召命の一つと理解できないことはありません。そういった意味では、私たちキリスト者たちは、すべてイエス様からの、神様からの召命に与り、それに応答した者たちです。
ペトロたちは、わたしに従 . . . 本文を読む
第一コリント12章12~27節
弱く見える部分がかえって必要
今日は、母の日です。そして、私たちの教会は、家族の日の礼拝を守っています。その意味は、先ほど申しましたとおりです。今一度、聖書から、家族の在り方、また、神の家族について、考えてみたいと思います。
血のつながりのある家族同士の愛は、無条件です。それでも、昨今、幼児虐待が後を絶ちません。これは、一つの要因としては、家族の最小限度の . . . 本文を読む
イザヤ書2章1~5節
国は国に向かって剣を上げず
多くの国が国に向かって剣を上げることをします。それらの国は、そのことができる憲法をもっています。ほとんどの国がそうだと言って過言ではありません。ところが、日本だけは、そのことを許さない憲法をもっています。5月3日は、憲法記念日でした。日本の国は、今、これまでの憲法を変えようという動きが高まっています。そして、夏の参議院選挙においても、そのこ . . . 本文を読む
マルコによる福音書5章1~20節
主があなたにしてくださったこと
ゲラサという地は、ユダヤ人たちからすると辺境の地であり、異邦人の住むところでした。豚を飼っていたということからも、汚れたといったイメージがあります。ユダヤ人たちには豚は汚れた動物でしたから。しかし、イエス様は、どのようなところにも、福音を携えて行かれました。「一行は、湖の向こう岸にあるゲラサ人の地方に着いた」。私たちは、 . . . 本文を読む
マルコによる福音書5章21~43節
子供は死んだのではない(召天者記念礼拝)
本日は、召天者記念礼拝です。すでに神様の御元に召された方々のことを想い起こすと同時に、残されて、それぞれの人生を歩んでいる私たちが、今の歩みやこれからの歩みを見つめ直すときともなればと思います。そして、私たちの希望の源が、どこから来るのかを、ご一緒に考えることができればと願っています。
先ほど、読んでいただい . . . 本文を読む