出エジプト記12章21~28節
世の罪を取り除く神の小羊
ヨセフたちの代の者たちは死んで400年くらいが過ぎていたのでしょうか。イスラエルの人々がエジプトに寄留していたのは、430年間だっと言いますから、それくらいの時間が過ぎていたことでしょう。そして、この時代には、イスラエルの人々は、エジプトの中にあって、数を増し、強力な民族になっておりました。
それで、それに恐れを抱いたエジプト . . . 本文を読む
出エジプト記1章15節~2章10節
神を畏れる女性たちにより
誰を畏れるかで、人の人生は変わります。神様を畏れないという人は、人を恐れることになるか、自分が神になるか、つきつめて言えば、そういうことになるのではないでしょうか。誰を畏れるかは、その人の生き方にかかわってきますから、非常に大事です。
この時代、イスラエル人のヨセフがエジプトの飢饉を救ったという出来事は、遠い昔の話しになっ . . . 本文を読む
創世記45章16~46:4節
前進せよ
ヤコブの息子ヨセフは、父ヤコブの愛情を特別に受けておりました。それは、彼が、年齢を経て与えられた子どもであり、妻ラケルとの息子であったということもあったでしょう。そして、母親を同じくするヨフセの弟にベニヤミンがおりました。ヤコブには、他にも息子たちがおりましたが、妻レアの息子たちが、6人、ラケルの召使ビハルの息子たちが、二人、レアの召使ジ . . . 本文を読む
創世記32章23~33節
祝福してくださるまでは離しません
ヤコブは、伯父ラバンのところを去って、いよいよ故郷へ帰ることになりました。父イサクの家を離れて、20年の歳月が流れておりました。ヤコブは、ラバンのもとで、かなりの財産を築いておりました。それは、ラバンから、いろいろと不利な条件をいいつけられても、それを彼の知恵と工夫によって、悪く言えば抜け目なく、有利にことを運ぶことができたからで . . . 本文を読む
創世記28章10~22節
まさか、こんなところに
ヤコブの母親のリベカは、上の息子のエサウが弟ヤコブのことを憎み、父親が死んだら、そのときにはヤコブを殺害しようと考えていることを知りました。思えば、エサウは、弟ヤコブにこれといって意地の悪いことをしたわけでもないのに、ヤコブによって、さんざんな目に遭わされておりました。
最初は、ある日、狩猟から帰ってきたエサウは、空腹であったために、 . . . 本文を読む
創世記22章1~19節
試練も恵みも神様から
このときアブラハムに与えられた試練は、非常に過酷なものでした。それは、アブラハムが100歳、妻のサラが90歳のときに、ようやく与えられた子供、目に入れても痛くないような独り息子のイサクを焼き尽くす献げ物として献げなさいというものでした。アブラハムとサラとの間には、長い間、子どもが与えられませんでした。これは、アブラハムにとっては、信仰上の . . . 本文を読む
創世記19章14~26節
主は憐れんで
神様の目に、ソドムとゴモラという町の住人たちは、かなり堕落し、罪に陥っておりました。それは、創世記の13章の13節にまず出てまいります。「ソドムの住民は、邪悪で、主に対して多くの罪を犯していた」とあります。ここに、アブラハムの甥のロトは、住むことになりました。それは、この低地が、「主の園のように、エジプトの国のように、見渡す限りよく潤って . . . 本文を読む
使徒言行録2章1~13節
教会の始まりの物語
本日は、ペンテコステ(聖霊降臨祭)の礼拝を守っています。イエス様が、復活されて40日の間、弟子たちに現れ、神様の国について話されたあと、天に挙げられました。それから、10日して、聖霊が降ったことになります。復活されたイエス様は、天に挙げられる前に、弟子たちに「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい」と命 . . . 本文を読む
創世記11章1~9節
バベルの塔
誰の作品かはわかりませんが、「バベルの塔」をテーマにした絵画があります。もともと、このお話は、バビロン捕囚として連れて行かれたイスラエルの民が、バビロンの土地にあった月の神を祀ってあったジグラット(聖塔、ウルにあるジグラットの遺跡は、要塞のように見えます)を見て、示されたお話のようです。
彼らは、その異国の地において、真の神様との関係をいろ . . . 本文を読む
創世記4章1~16節
神様のカイン
アダムとエバの間に、長男カインが誕生し、次にアベルが与えられました。そして、兄のカインは、土を耕す者となり、弟アベルは、羊を飼う者となりました。ところが、時を経て、カインは土の実りを神様に献げ、アベルは羊の群れの中から肥えた初子を献げ物として献げたとき、神様は、アベルとその献げ物には目を留められましたが、カインとその献げ物には、目を留められませ . . . 本文を読む