ローマ書16章1~16節
互いに挨拶を交わしなさい
牧師は、挨拶がよくできる人がふさわしいと思います。挨拶をするというのは、大人としては常識の範囲ですから、当然でしょう、と言われそうです。私は、かつて、誰にでも気軽に挨拶をするような者ではありませんでした。牧師になってから意識的に挨拶をするようになりました。それでも、まだ十分にはできていないでしょう。気がつかずご無礼になっている場合も . . . 本文を読む
(クリスマス礼拝)
ルカによる福音書2章8~20節
大きな喜び
イエス・キリストのご降誕をこうして共にお祝いできますことを感謝します。クリスマス礼拝だというので、いろいろなことをおして出席された方々もおられることでしょう。また、残念ながら、入院をよぎなくされて出席できなくなった方々もおられます。バプテスマを今日受けることになっていた土屋麗子さんは特に残念だと思います。
お体 . . . 本文を読む
ローマ書14章1~12節
主のために生きる
人のものの見方、考え方は、人それぞれに違います。個人の生育歴にもよりますし、地域性や民族性、国民性なども影響していることでしょう。その時代その時代の文化事情もあります。学問や知識が与えている影響もあります。家庭、職場、学校といった生活の場も無視できません。ありとあらゆることが微妙に折り重なって、その人のものの見方、考え方を作っています。イエス・ . . . 本文を読む
ローマ11章11~24節
神の定め、神の道
神様の救いの御業がどのような形で、私たちに臨むかは、ひとそれぞれで、その人が救いに導かれた経緯をうかがいますと、それはとても不思議な感じが致します。個々人が、救いに至る道は、なるほどそういうことだったのかと、ちょっとあとになって理解できるときがあります。そのときには、なぜ、そのようなことが次から次へ起こるのだろうか、といった気持ちがするのです . . . 本文を読む
ローマ8章31~39節
味方なるお方
「もし神がわたしたちの味方であるならば、だれがわたしたちに敵対できますか」。誰もできない、そのような強い表現がこの文章ではないでしょうか。神様は最強のお方ですから、そのお方が、私たちの味方となってくださるのであれば、誰かが、私たちに争いを挑んできたとしても、私たちに勝つはずはないのです。詩編の118編6節にも同じような言葉があります。「主 . . . 本文を読む
ローマの信徒への手紙6章1~14節
キリストと共に死に、共に生きる
私たちの教派は、バプテストと言います。これは、バプテスマ(洗礼)という言葉から来ています。そして、私たちバプテストのその洗礼形式は、浸礼というもので、さきほどM姉がされたように、全身を水につけるものです。この形が、もっともバプテスマ(洗礼)の意味を深く、そして、わかりやすく表現しているからです。まさにその意味は、先ほど読ん . . . 本文を読む
ローマ5章1~11節
心に注がれる神の愛
私たちは、神様が、いかに私たちがダメな者であったとしても、神様に背き大きな罪を犯してしまった者であったとしても、また、従おうとしながらも、弱さゆえに、そうできず、かえって、神様の喜ばれないことをしている者であったとしても、このような私たちを赦してくださるお方だと知っています。だからこそ、安心して、自分の罪を告白して、悔い改めることができるのだと . . . 本文を読む
ローマ4章13~25節
信仰による義
ローマにある教会のユダヤ人でキリスト者になったものたちは、キリスト者になったあとも、律法の枠の中で生活をしていたようです。ですから、律法の枠の中で生きようとしていない異邦人でキリスト者になった者たちを非難していました。
そこで、パウロは、人が神様の前に義(正しい)とされるのは、律法に従って生きているからではなくて、その人の信仰にあることを説明し . . . 本文を読む
ローマ2章1~11節
分け隔てなき神
私たちは、自分だけは大丈夫と何ごとにつけ、思ってしまいがちです。三面記事を賑わせている毎日のニュースのあれこれをみて、あーあと嘆くのです。しかし、それはあくまでも他人事であって、自分たちには起こらない、そう思うのです。自分は、彼らのようには愚かではないし、分別もある、慎重にことを運ぶから大丈夫と思う人もいるでしょう。なかには、自分も彼らと紙一重で . . . 本文を読む
詩編146編1~10節
人間を救う力は
人間を救う力は、人間にこそある、確かに具体的にはそうでしょう。何の利害関係もなく、人助けのために、行なっている個人やボランティアグループがあります。わたしは、ほんとうにすばらしいと思います。また、そうした活動の一つ一つが、聖書の教えにかなっていると思うのです。
しかし、人間を救う力は、人間にこそある、ということの国レベルでの話になると、どうな . . . 本文を読む