コロサイ1章13~22節
キリストにより、造られ、贖われた私たち
私たちの造り主は、神様です。天地創造のとき、天地の創造主なる神様は、「光あれ」、の第一声をもって事をはじめられ、この世界を造られました。そして、天地創造の最後に、ご自分の似姿としての人間を造られました。
私たちは、土の塵から造られたことになっています。土の塵から造られた者でしたが、神様から命の息を吹き入れられて、生きる者となっ . . . 本文を読む
歴代誌上29章10~13節
すべては神様のものです
「主の祈り」について、ずっと取り上げてきました。そして、最後の部分は、「国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり」という言葉で閉じられています。
しかし、この言葉は、マタイによる福音書にもルカにも、イエス様が教えてくださった「主の祈り」には、でてきません。これは、2世紀初めに書かれたといわれている「十二使徒の教訓」という使徒教父(使 . . . 本文を読む
マタイによる福音書6章13節
試みにあわせないでください
先月よりイエス様が、私たちに教えてくださった主の祈りに、耳を傾けています。今日は、13節の「わたしたちを誘惑に遭わせず、悪い者から救ってください」です。
聖書にでてくる誘惑とか、試みとかいう言葉には、どのような意味があるのでしょうか。誘惑や試みを受けることで、さらに神様に対しての忠実さが増し加わること、練られ清められて信仰が強 . . . 本文を読む
ガラテヤ人への手紙5章16~26節
霊の導きに従って生きる
今日は、ペンテコステ(ギリシャ語の50の序数で、50番目という意味。ユダヤ教の収穫祭の呼び名。「この呼称は、過越祭の安息日の翌日から満7週を数えたその翌日すなわち50日目に行われる。」レビ記、3:15~16.キリスト教では、ペンテコステ「聖霊降臨祭」とよび、教会の創立記念日としてまもってきた)の礼拝をまもっています。
この日 . . . 本文を読む
マタイによる福音書6章11節
神様が養われる
「わたしたちに必要な糧を今日与えてください」、これは主の祈りのなかの一部です。しかも、神様への視点から、今度は人間自身へ視点を移した最初の内容がこの祈りなのです。「天におられるわたしたちの父よ、御名が崇められますように。御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも」その次にこの祈り「わたしたちに必要な糧を今日与え . . . 本文を読む
マタイによる福音書6章5~13節
わたしたちの父よ
イエス様は、この箇所で、祈りについて教えられました。まず、偽善者が行っているようには、祈らないようにと、言われました。偽善者というのは、おそらくファリサイ派や律法学者、祭司などを指していたと思われます。彼らは、街角や会堂で、人に見てもらおうとして祈っているからだ、というのでした。本当に、それは、人に認めてもらおうとしている祈りであっ . . . 本文を読む
(副牧師就任感謝礼拝)
エレミヤ書1章4~10節
わたしがあなたと共にいる
エレミヤに神様の言葉が臨んだのは、南王国ユダのヨシヤ王(前639~609)の治世の第13年、すなわち前626年のことでした。彼が、23歳くらいのときではなかったかと言われています。そして、それはヨアキム王(前608~598)の時代を経て、ゼデキヤ王(前597~587)の第11年、すなわち前587年の終わりまで続い . . . 本文を読む
ルカによる福音書24章1~12節
主のおられるところ
十字架の上で殺されたイエス様の遺体は、議員であったアリマタヤ出身のヨセフが自分に引き渡してくれるようにピラトに願い出て、彼に引き渡されたのでした。ヨセフは、善良な正しい人で、神の国を待ち望んでいたのです。ですから、神の国は近づいたと叫ばれ、神の国を説いておられたイエス様にひそかに敬意と期待を寄せていたのでしょう。
あるいは、あから . . . 本文を読む
使徒言行録20章7~12節
週のはじめの日
週のはじめの日というのは、週の終りが安息日でしたから、その安息日が終わる日没から次の日の日没までが、週のはじめの日となりました。ちょうどそれは、日曜日にあたりました。主イエス・キリストは、日曜日の朝に復活されましたから、日曜日を主の日としておぼえ、私たちは礼拝を今守っています。しかし、初代教会の人々は、その日を主の日としておぼえましたが、そ . . . 本文を読む
マタイ福音書10章26~33節
恐れなくてよい理由
イエス様はここで、宣教にでかけていく弟子たちに対して迫害を予想されています。宣教のなかみは、神の国は近づいたということを声高に語るようにと、イエス様は弟子たちに言われたのでした。
しかし、そのときあなたがたは迫害されるであろうと予告しています。「あなたがたは地方法院に引き渡され、会堂で鞭打たれる」、「わたしのために総督や王の前に引き . . . 本文を読む