平尾バプテスト教会の礼拝説教

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会での、日曜日の礼拝説教を載せています。

2019年5月26日 自由を得るために召し出された

2019-07-08 21:26:06 | 2019年
ガラテヤの信徒への手紙 5章2節〜15節 自由を得るために召し出された  私たちキリスト者は、神様によって知られている者たちです。それについては、先週の説教でお話しました。それから、神様によって召し出された者たちです。そのことについては、今日、語らせていただきます。何のために、召し出されたかと言えば、自由を得るためであったとあります。「この自由を得さるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてく . . . 本文を読む

2019年5月19日 今は神から知られている

2019-07-08 21:17:43 | 2019年
 ガラテヤの教会の人々は、パウロが、当初伝えた福音から離れて、違うものを信ずるようになったり、かつての慣習へ舞い戻ったりしています。ガラテヤは、中近東にあった偶像崇拝の盛んなところでした。パウロは、そこでも福音を宣べ伝え、その偶像の神々の奴隷になっていた人々を改宗へと導いたのでした。エルサレムからやってきた者たちが、律法を守ることが救いの条件のように説いたり、割礼を受けることを強要したりしたとき、パウロは、そのことについて激しく抗議し、それを受け入れることをしないように勧めもしました。 同じように、ガラテヤの人々は、一旦、偶像の神々から離れて、イエス様をキリストと受け入れたにもかかわらず、またもや、無力で頼りにならない支配する諸霊の下に逆戻りし、もう一度改めて奴隷として仕えようとしていたのでした。パウロは、そのことを叱責しています。彼らは、パウロが指摘しているように、いろいろな日、月、時節、年などを以前と同じように守るようになっていました。 パウロは、8節、9節で、かつて、ガラテヤの人々は、この地域の偶像の神々に奴隷として仕えていたけれども、今は、ほんとうの神様を知っていると言います。それは、むしろ、神様から知られているといった言い方がふさわしいのです。そして、神様に知られているあなた方は、それはどんなにか喜ばしい、光栄なことであり、恵みでしょうか。それなのに、あの諸霊(偶像の神々)の下に逆戻りし、もう一度改めて奴隷として仕えようとしているのは、どういうわけですかと嘆いています。 八百万の神々がいると言われる日本、それでいて葬儀の多くは未だに仏教式です。日常生活のなかに、これらの宗教は深いかかわりを築いてきました。キリスト者になって、すべてこうした関わりから解き放たれたはずなのですが、地鎮祭、夏祭、法事などに出席させられることもあります。いつの時代でもつきまとう葛藤があります。 . . . 本文を読む