マタイによる福音書22章37節~40節
マタイによる福音書28章19節~20節
イエス・キリストの弟子とは
私には、キリスト者になってからずっと、一つの疑問がありました。それは、同じ教会につながる神の家族と言いながら、どうして、痛みや苦しみをもっと分かち合うことをしないのだろうか、実際に、苦難に遭っている方々が、もっと気軽に助けを求めてもよいと思うのですが、それをされない、それができないのは、な . . . 本文を読む
マルコによる福音書10章17~27節
神にはできる
ある人が、イエス様が旅に出ようとされるときに、走り寄って、ひざまずいて尋ねました。この人は、イエス様にお聞きしたいとその機会をうかがっていたのでしょうが、勇気がなく、いよいよ旅立とうされるときに、もう今しかないと判断して、走り寄ったのではないか、と思われます。彼の問いは、永遠の命を受け継ぐには、何をすればよいかということでした。
イエス様は、 . . . 本文を読む
マルコによる福音書10章13節~16節
子供のように神の国を受け入れる
日本の現代社会のひずみともいっていい幼児虐待などの問題について、この聖書の箇所は、その解決の糸口を提示しているといってよいと思います。それは、少なくとも、子供たちの幸せを願う、親やその子に関係している人々、社会の温かい思いが表れているからです。
そして、この聖書の箇所では、その中心にイエス様の子どもたちを受け入れるお姿が . . . 本文を読む
マルコによる福音書6章14~29節
どちらかを選ぶ
イエス様の名前が知れ渡り、ヘロデ王の耳にそのうわさも入りました。そのとき、人々は、イエス様のことをいろいろと言っておりました。ある人は「洗礼者ヨハネが死者の中から生き返ったのだ。だから、奇跡を行う力が彼に働いている」とか、彼は、旧約聖書に出てくる預言者のあのエリアだ、生きたまま天に上げてられていったあのエリアだ、とか、また、「昔の預言者のような . . . 本文を読む
ヨハネの黙示録13章11節~18節
獣を拝むな
ここに登場する獣は、ローマの皇帝です。最初の獣が、ネロ帝で、次がドミティアヌス帝ではないかということです。この二人は特に、キリスト者たちを弾圧、迫害しました。ネロ帝は、ローマでの大火を自分が引き起こしておきながら、それをキリスト者たちの仕業にして、キリスト者たちへの大きな弾圧、迫害を行ったことで有名です。
竜は、サタンのことだろうと言われています . . . 本文を読む