サムエル記上20章23節
真の友・神の介在
サウルは、いくつかの戦いにおいて神様の言いつけに背きました。すべてを滅ぼし尽くし、戦利品を得るようなことをしてはならないと言われていたにもかかわらず、そうしなかったのです。値打ちのない品々はそのようにしましたが、上等なものは惜しんで持ち帰りました。それは、神様の怒りに触れることになりました。
それで、神様は、彼から離れられ、ダビデを油注がれる者、次 . . . 本文を読む
サムエル記上8章1~22節
この世の支配と神の支配
サムエルも祭司エリと同じで、イスラエルのために裁きを行う者として、自分の息子たちを任命しました。士師としてだったのか祭司としてだったのか、そこらはどういうことだったのか細かなところは、わかりませんが、サムエルは、息子たちをベエル・シェバにおける指導者として司らせたのでした。
ところが、この息子たちもまた、エリの息子たち同様、不正な利益を求 . . . 本文を読む
サムエル記上3章1~18節
傾聴の祈り
先週は、ハンナの祈りについて学びました。ハンナは、心からの願いを注ぎ出す祈りをしました。夫を同じくするペニナから、子供がいないことで、いろいろとつらいことを言われて、苦しく胸が塞がれていました。夫すらもそうしたハンナの心の深い傷を理解することはできませんでした。
ハンナは、神様に、苛立ちや怒りさえもぶつける率直な祈りをしました。彼女はつらく、悲しく、苦 . . . 本文を読む
サムエル記上1章1~20節
心からの願いを注ぎ出す
心からの願いを注ぎだすほどの祈りを私たちはしたことがあるでしょうか。一生に3度くらいはあるのかもしれません。否、自分の祈りは毎回そのような祈りだと、答えられる方もおられることでしょう。ハンナは、このとき、心からの願いを注ぎ出す祈りを致しました。
その結果、その祈りは、神様に聞かれたのでした。私の願いが聞き入れられないのは、心からの願いを注ぎ . . . 本文を読む
(ペンテコステ礼拝)
士師記16章15~31節
神様の約束の成就
サムソンは、母親の胎内にいるときから神様に献げられたナジル人でした。このナジル人については、民数記の6章1節からのところにその内容が書かれてあります。「イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。男であれ、女であれ、特別の誓願を立て、主に献身してナジル人となるならば、ぶどう酒も濃い酒も断ち、ぶどう酒の酢も濃い酒の酢も飲まず、ぶどう液 . . . 本文を読む
(家族の日の礼拝)
士師記7章1~8節
人の計算と神の計算
私たちは、計算抜きでことを始めるということがあるでしょうか。多くの場合は、計算をします。教会の会計も昨年度をもとにして次年度を考えます。ただし、教会の会計の場合は、神様の御働きに期待を込めています(計算に入れます)ので、昨年度の会計の状況からは、今年度にこれほどの収入はないであろうと思われるときでも、収入額を多めに設定することがありま . . . 本文を読む
士師記4章1~16節
神様をのみ信頼する者に
今日から士師記に入ります。私が致します説教は、そのほとんどが聖書教育が扱っているこの日の聖書箇所に則っております。その利点は、話す内容が恣意的(自分勝手に)にならずにすむというところにあります。それは、こちらがこのことを言いたいがために、聖書を逆に利用するという誘惑から解放されるということです。否、それとても、ときにはこちらの主張の根拠を聖書に求め . . . 本文を読む
使徒言行録16章25~40節
讃美の歌をうたうとき
使徒言行録は、聖霊の働きによって、使徒たちが導かれ、イエス・キリストの福音を語り伝え、それによって、多くの人々が救われ、教会が生まれ、福音がさらに広がっていくという物語です。
はじめパウロたちは、ミシア地方の近くまで行き、東の方のビティニア州に入ろうとしたのですが、それをイエス様の霊は許さなかったとあります。どこでも広がっていったらよいと私 . . . 本文を読む