出エジプト記1章15節~2章10節
<恐れるな>と<畏れよ>
マリアが受胎告知を受けたとき、天使は、マリアに「恐れることはない」と言いました。それは、これからマリアの身に起こるできごとを安心して受け入れなさい、恐れることはいらない、そういった意味であったでしょう。神様がこれから起こそうとされていることは、人知を遥かに超えておられる、しかし、神様を信頼し、すべてを委ねよ、ということでした。 . . . 本文を読む
第2コリント5章17節
新しく創造された者として
2009年という新しい年を迎えて、私たちは、思いを新たにして、キリスト者としての立ち方を考えてみましょう。パウロは、「キリストと結ばれた(キリストのうちにあるのなら<青野太潮協力牧師訳>)者はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた」と言いました。これは、キリスト者のありようを示す実に本質的な事柄です . . . 本文を読む
ルカ福音書2章22~38節
クリスマスの後
ヨセフとマリアは、イエス様がお生まれになって1月ほどして、律法の決まりに従ってエルサレムの神殿に献げものをするためにでかけて行きました。律法には、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからでした。本来でしたら、羊なのですが、貧しい人々は、山鳩1つがいか、家鳩の雛2羽をいけにえに献げることになっていました。ヨセフとマリア . . . 本文を読む
ルカ福音書2章8~21節
あなたがたのための救い主
他の人には起こるかもしれないけれど、自分にはそういうことはないだろう、と多くの人は思って生活をしています。このときの羊飼いたちもおそらくそうした心境だったのではないでしょうか。救いや救い主と自分たちとは、関係がない、と思っていたことでしょう。しかし、イエス・キリストの出来事は、すべての人の救いのために起こった出来事だというのが、聖書が . . . 本文を読む
ルカ福音書2章1~7節
飼い葉桶のキリスト
このときの皇帝アウグストゥスとは、イウス・オクタヴィアヌスのことで、彼はローマ帝国の最初の皇帝であり、彼の時代にローマがいわゆる世界の支配を成し遂げたのでした。そして、ローマは、支配した国々に対して、そのときどきの皇帝を神として礼拝するように、強要する時代もありました。ユダヤもまた、その属領となり、ローマの支配に屈しておりました。ユダヤの中 . . . 本文を読む