ひらけいメモBlog@goo

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プロアトラストラベルガイド

2007-06-29 17:17:04 | GPS
PSP「プレイステーション・ポータブル」専用ナビゲーションソフト『プロアトラス トラベルガイド』を2007年8月9日に発売 (ニュースリリース)
Wi-Fi電波情報で現在位置を推定する技術「PlaceEngine」新規採用決定 第2弾はPSP(R)用専用ナビゲーションソフト「プロアトラス トラベルガイド」 (ニュースリリース)
エディア、ナビソフトに観光情報や地図収録・PSP向け (IT PLUS)
PSPソフト「プロアトラス トラベルガイド」がPlaceEngine技術を採用 (BroadBand Watch)




 エディアは6月28日、MAPLUSガイドマップシリーズ第一弾として、PSP向け「プロアトラス トラベルガイド」を発表した。2007年8月9日の発売となる。
 全国の観光情報と地図を収録したガイドナビソフトだ。ナビだけでなく、スケジュール作成や近隣スポットの通知機能などを持つ。また、ナビというだけあって徒歩でのルート案内も可能だ。地図データはアルプス社提供のものだ。なお、MAPLUS ポータブルナビとの連携もできるそうだ。
 特徴は次の3つだ。

・最新地図をダウンロードし、メモリスティックDuoに格納することができる。住所データ(番地・号)もダウンロードできる。なお観光地情報もダウンロード提供されるとのことだ。
・PlaceEngine に対応。これにより、GPS により測位できない場所でも、PlaceEngine が効果を発揮する場所であれば測位が可能。PlaceEngine が地下街で使えるため、主要駅の地下街MAPも提供される。
 このようなナビゲーションサービスに地下街が含まれたという話は聞いたことがない(同じく PlaceEngine を使うみんなの地図2にも無かったはず・・・)。初めての試みだろうか?
・ユーザー参加型投稿サイトと組み合わせて使うことが可能。

 個人的には、最新地図や情報のダウンロード提供に好感が持てる。個人的にはPNDも含めて、有償でも地図のアップデートサービスに対応して欲しいものだ。PNDは外部I/FとしてSDを持っているのだから、技術的には可能だろう。
 そして気になるのが、PlaceEngine による地下街も含めたナビゲーションサービスの提供だ。無線LANの発達にもよるが、駅地下街だけでなく、迷いやすい広い駅構内でのナビゲーションや、主要デパートなどでのナビゲーションにもつながる可能性を持っている。今後に多いに期待できる。
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新PND「PONTUS EN-4500」

2007-06-29 12:56:20 | GPS
ワンセグ放送受信に対応、ナビゲーション機能も充実したPND『PONTUS EN-4500』発売 (プレスリリース)
エディア、ワンセグ対応のポータブルナビ (ITmedia)

PONTUS EN-4500

(ミニゴリラNV-SB250DTとEN-4500を実際に購入し比較してみたので、ご興味のある方はこちらもご覧いただければと思います)

 エディアは6月26日、PND(Portable Navigation Device/Personal Navigation Device)の新製品、PONTUS EN-4500 を発表した。
 PONTUS シリーズは韓国ヒュンダイオートネット社との共同開発で生まれたポータブルナビだ。個人的には 迷WAN とともに、日本におけるポータブルナビの草分け的存在だろうと思っている。またエディアは PSP 向けの「MAPLUS ポータブルナビ」をリリースしており、こちらでご存じの方も多いだろう。

 EN-4500 はそのエディア社 PONTUS の新製品だ。特徴は WQVGA(480x272) 4.3 インチの大画面と、ワンセグ対応だ。133×78×33mm 254g と小型。ナビに必要なデータは付属の2GバイトSDカードに収録されていて、2200万件の住所データと1000万件の電話番号検索ができる。ジャンル検索・名称入力検索は200万件。地図データはゼンリンのものだ。GPS 感度は -159dBm であり、SiRFstarIII と思われる。バッテリ内蔵で、4時間駆動できる。
 なお仕様が細かく公開されていて、好感が持てる。


 2005年末に PONTUS EN-3500 が発売され、迷WANやC-310の発売を経て2006年春頃から PND が一般的に知られるようになってきたと思うが、この頃の PND は特に検索能力が低く、また電話番号検索も無く、不便を感じていた。しかし2006年末くらいから PND 第二幕とでも言うのか、状況が変わってきた。メモリ容量の増大による検索能力の強化、ワンセグ対応による付加価値の追加、ナビゲーション機能の強化、そして大画面化だ。
 ワンセグ対応 PND に国内で最初に対応したのは三洋のミニゴリラだが、mio も 4.3 インチ液晶搭載、ワンセグ対応のカーナビを2007年8-9月に発売するそうだ。この辺りが今年中頃の標準スペックになるのだろう。
 ナビゲーション機能の強化という面では SONY nav-u「NV-U1」が突出しているが、mio の新製品も加速度センター対応による自律測位にも対応するし、こちらの動きも目が離せない。またインクリメントPからPND向けソフトウェアソリューションが提供され、これの導入も見られる。
 まだまだ始まったばかりの日本の PND は、これからどういった進化を見せてくれるだろうか。


(07.7.20追記)

 EN-4500 のライバルはミニゴリラ NV-SB250DT だろう。ということで、両者を比べてみた。

機種名
PONTUS EN-4500

ミニゴリラNV-SB250DT
GPS性能-159dBm-134dBm
外付けGPSアンテナ
大きさ133×78×33mm143×83×34.5mm
重さ250g340g
液晶4.34.5
地図データ格納場所外部SD内蔵2GB
地図縮尺10m~50km25m~250km
外部メモリSDSD(地図更新用)
外部接続拡張端子有り×
内蔵電池稼働時間3h4h
地図メーカーゼンリンゼンリン
ワンセグ
その他ナビ以外機能MP3/WMA/JPEG
BMP/GIF/PNG
TIFF/WMV
×
住所検索数2200万3000万
ジャンル・周辺検索200万200万
施設名検索208万件
電話番号検索1000万件280万
周辺検索範囲
VICS××
自律航法××
オービス対応×
防滴××
バイク取付オプション予定×


 スペックだけ並べてみると、EN-4500 が優れている点も多い。なかなかに悩むことになるだろう。
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