Super Mapple Digital Ver.8

電子地図ソフト「スーパーマップル・ デジタル　バージョン８」発売 (ニュースリリース)

　昭文社は5月31日、Super Mapple Digial Ver.8 を発表した。6月29日の発売となる。

　従来からの変更点はニュースリリースを拾ってみると、

・建物形状の表示
・住所検索強化
・英語表示
・路上駐車取締情報に対応
・軽量インストールも可能
・プランニング強化
・地図データ強化
・GPS 取得機能改良
・Windows Mobile 5.0 の対応と W-SIM の連続位置測定

といったあたりだ。
　まずは地図ソフトなので、地図データ強化はうれしいところだ。Ver.7 では広域図、中域図(二種類)、詳細図という分類だったが、Ver.8 では全域図、広域図、中域図、小域図、詳細図となった。増えたのは全域図だ。わたしが使用している Ver.6 を含めて従来の版では広域図までしか無く、全域図を見たいときには地図ソフトを持っているのに Web 上のスクロール地図を使う、ということが何度かあった。Ver.8 になってこの点はとても使いやすくなりそうだ。

　次に、GPS 機能の改良。これにより GPS で測位中にも他の場所を見られるという。従来の版では測位が成功するたびにその場所を中心に表示してしまうので、別の場所を見る場合には一旦測位をやめる必要があった。正直不便だったので、使いやすくなりそうだ。

　W-SIM の連続位置測定は、GPS による連続測位のように W-SIM による位置測定を連続で行い現在地を更新する機能だ。W-ZERO3 ユーザーには便利そうだ。
　なお、Windows Mobile 5.0 対応は明記されているが、6.0 対応は不明だ。ただ徐々に Windows Mobile 6.0 を載せたスマートフォンも発表されてきているので、早急に対応して欲しいところではある。

　その他、地図表示が美しくなったりと細かな機能強化がされている。