ひらけいメモBlog@goo

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BZN-700発表

2008-06-17 22:47:19 | GPS


BZN-700 紹介ページ

 開発中であることは発表済であった迷WANの最上位機種 BZN-700 の、詳細スペックが発表された。
 7インチワイドVGA液晶のメモリーナビ(最近はSSDナビとでもいうのだろうか)だ。ここまでの大きさになるともはや PND とは呼べないかもしれない。なお、内蔵メモリ容量は当初発表の4GBから8GBに倍増となった。AVケーブルの接続が可能、オートディマーも搭載されていたりと、充実のナビだ。
 さて、早速仕様を比べてみよう。比較対象は同社の中堅機 BZN-500 と、わたしが最近購入したエアーナビ AVIC-T10 だ。全てインクリメントP社の地図を搭載している。

機種名
迷WAN BZN-500

迷WAN BZN-700

AVIC-T10
GPS性能-159dBm-159dBm
外付けGPSアンテナ×
大きさ118.9×80.4×16.9mm193×123×19.8mm179.5×98.8×32.5mm
重さ184g490g500g
液晶4.37.0(WVGA)5.8(WVGA)
地図データ格納場所外部SD内部8GB内蔵4GB
地図縮尺10m~250km10m~250km50m~500km
外部メモリSD?SDHCSDHC
外部接続USBBluetooth/USB
内蔵電池稼働時間2h1h
地図メーカーインクリメントPインクリメントPインクリメントP
ワンセグ
その他ナビ以外機能音楽・動画・静止画音楽・動画・静止画音楽・動画・静止画
住所検索数3400万3500万3500万
ジャンル・周辺検索40万?140万?(資料によって異なる)100万
施設名検索140万140万
電話番号検索820万820万700万
周辺検索範囲8km
地点登録100100500
VICS××?○(通信機能による)
自律航法××?○(ジャイロ・加速度、別売りで車速)
オービス対応×
オートディマー×?×
防滴×××
通信機能××
パーキングブレーキ結線不要?不要?不要


 このように見ると、2GBのBZN-500も8GBのBZN-700も、検索対象数や地図の縮尺から言うと変わりない。VGA対応で詳細市街図まで対応しようとすると、8GBものメモリが必要になってしまうのだろう(ただ製品紹介ページを見ると、8GB全ては使い切っていないように読める)。

 それにしてもこう比べると、AVIC-T10 の地図縮尺や検索数が、インクリメントP製地図搭載2GBメモリの BZN-500 に劣ってしまっていることが分かる。4GBのメモリは搭載したがWVGA化で無理がきてしまったのかもしれない。
 それに、なぜ5.8インチのAVIC-T10が7インチのBZN-700よりも重いのか・・・
(分かって買っておきながら、改めて眺めると気になります)
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エアーナビ AVIC-T10 vs EN-4500 レビュー(2)

2008-06-17 06:11:55 | GPS


 エアーナビ AVIC-T10 の購入レビューの2回目。
 今回は取り付けについてだ。

 AVIC-T10 には専用のクレイドルがあり、これを使う必要がある。
 このクレイドルの背面にはスライドレールがあり、かつ底面にネジ穴(カメラネジ)が切ってある。これらを利用することで汎用の取り付けスタンドが利用できるだろう。この点は AVIC-T10 のメリットで、最初に挙げておきたい。
 試しに同様にスライドレールで取り付ける EN-4500 のスタンドを AVIC-T10 に使ってみたが、特に問題はなく取り付けることができた(実際に使えることの保障はできません)。
 ただ本体が0.5kgと比較的重いので、強度には気をつけておく必要があるかもしれない。

 同梱されている AVIC-T10 のスタンド(AVIC-T10 のマニュアルでは取り付け金具)はミニゴリラ(NV-SB250DT)同様、ダッシュボードに直接貼り付けるタイプだ。EN-4500 は台座をスタンドに貼り付け、そこに吸盤でスタンドをつけるタイプ。個人的には EN-4500 方式の方がよい。
 ただ AVIC-T10 は 0.5kg と重いので、吸盤では固定し切れないかもしれない。

 AVIC-T10 と EN-4500 のスタンドを並べてみた。



 スタンドは、稼動部が3箇所ある。その内の2箇所は手で回せるネジで固定でき、1箇所は六角レンチで固定する箇所だ。確かに一旦固定してしまえば動かす必要が無いのだが、個人的には全て手で回せてもよいのではないかと思うのだが。




 クレイドルとスタンドの接続は、スライドレールによる。スライドレールにはめ、六角レンチで締め付けを行う。従って六角レンチがないと、クレイドルを取り外すことはできない。なおこの写真で、クレイドルの底面にカメラネジが見える。



 クレイドルと AVIC-T10 本体との接続は、カチッとはめるタイプ。外すときはボタンを押す。最初は手間取ってしまったが、慣れれば簡単に着脱できそうだ。ボタンを押さないと外れないので、運転中に外れるということもないだろう。
 初回のレビューの写真にもあるが、本体とクレードルの接続端子はむき出しになっている。これはちょっと気になる。後継機での改善点になるだろう。

 なお、クレイドルを使用するときは、電源配線はクレイドルに対して行い、クレイドル経由で電源を取ることになる。従って AVIC-T10 を使うときにはクレイドルに載せ、車を降りるときにはクレイドルから外すだけでよい。ミニゴリラ NV-SB250DT や EN-4500 は本体に電源ケーブルを接続する必要があるため、車への取り付け・取り外しには電源ケーブルをいじる必要がある。この差は使ってみると結構大きく、AVIC-T10 の方式は簡単だ。

 なお、本体に直接電源ケーブルを接続することもできるが、こちらは自宅でのACアダプタの接続を想定している。ただクレードル側も本体側もDCコネクタの径と電圧は一緒なので、例えばACアダプタをクレードルに接続することも可能だ。

 車速パルスを入力しない(そもそも、まだ車速パルス入力のオプションRD-030は発売されていない)場合では、接続はこれだけでよい。ミニゴリラのようなパーキングブレーキ結線は不要だ。オプションである載換キットが発売されれば、容易に複数の車で使いまわすことができるだろう。この点は、AVIC-T10 の大きなメリットだと思う。

 パーキングブレーキ結線は無いが、走行中にワンセグ視聴や複雑な操作はできない。マニュアルによるとセンサーからの速度によって制限をかけているようだ。(回避手段はありますが、試す場合は自己責任でお願いいたします)

(購入メモもアップデートしています)
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