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迷歩録 鏡花水月

2018-09-25 13:06:07 | 日記
  曇天に  蟷螂遊ぶ  すすきかな  虫や奏でる  高隈裾野


                               ひのひら  ろくべえ






      曇天の空、蒸し暑さがわずかに残るも、漂う秋の薫、虫たちは草の陰で、秋の詩を奏でる。

     いよいよ秋本番といった感じである。

中秋の名月は、鏡にも水にも写らない、雲の中が今年の名月である。残念であるがこれも

     自然現象、どうすることもできない諦めるしかない。来年まで待つしかないのだが、来年見れ

     るか、何の保証もない。しかし思いを来年に期待するしかない。

      「鏡花水月」とは、目で見ることはできるが、手に取ることはできない。例えに「鏡花水月」

     という言葉を使うそうな。

      世の中にそのような話はいくらでもある。つまり具体的でなく抽象的な話ばかりということ

     ではないだろうか。個人的なコミュニケーションにおいても、つかみどころのない「鏡花水月」

     のような話ばかりする人がいる。特にその人が上から目線であれば、最悪の関係となるこ

     ともある。

      コミュニケーションはできるだけ、具体的な話題を材料とすることが、うまく運ぶことがで

     きるコツである。つまりその人の周りをよく観察して、具体的なものを話題とすることで、会

     話が発展しやすい、このことを頭において順番としては、プロローグ、本題、エピローグとす

     ることが大切であるが、最初に準備体操、終わりに整理体操と組み込むと、コミュニケーション

     そのものが、一連の流れとして成立する。

      このようなコミュニケーションを行うか否かは、意識しているか否かである。意識して行って

     いることで、無意識にできるようになる。

      何事も意識して行う事が第一歩、無意識にできるようになってからさらに意識すると、さらに

     一歩今度は成長できる。この方法は「鏡花水月」のようだが、意識することが最も大切なことで

     ある。コミュニケーション技術は急がば回れである。、

迷歩録 中秋

2018-09-24 13:28:44 | 日記
  肌寒く  暑さ遠のく  中秋や  曇天の奥  あまるく光る


                               ひのひら  ろくべえ


      昼前から降り出した雨は、本降りで、中秋の名月どころではない。月も秋も雨雲の中

     すすきも濡れて、穂を垂れて、雨をしのいでいる。そんな一日となりそうである。

      雨で高隈山も霞、月を羨んでいるのかもしれない。

      秋の真ん中、中秋の日に大雨となる運の無さと捉えるか、運ではなく自然現象、た

     またま雨が降ってるだけと捉えるかは、大きな違いである。

      自分の生活の中で、自分ではどうすることもできないことを、自分の生活と結び付

     けて、運という言葉に乗せて、自分を悲劇の主人公としてしまう考え方を持つか、そ

     れとも、何ともならない事として開き直り、次の展開を考えるかは、一人一人違うで

     あろうが、その違いがとても大切で、そのことが人生に対する考え方までも作り出す

     事にもなるのかもしれない。

      いずれにしても、今日は満月を目にすることはできない。そのことが幸運なのか、

     不幸なのかは、その人が決めることだが、月は現れない。

      月の引力による、潮の満ち引きも捉えることが難しい天気、多くの人は室内で過

     ごすことが多いのであろう。

      明日からのために、しっかり休養したいものである。、

迷歩録 暗送秋波

2018-09-21 11:22:15 | 日記
  蜘蛛の巣を  上下に揺らす  金風や  涼しさ連れて  東にぬける


                                    ひのひら  ろくべえ




      昨日から降り出した雨は、その後も続き、今日も時に強く、時に弱く、降り続いて山河草木

     濡らしてビタミンを与えている。雨に濡れた黒土からは、雑草の新芽が顔をだし、緑の絨毯が

     出来上がる途中のような光景を創り出している。秋雨本番である。

      そんな日のテレビの話題は、昨日行われた自民党の党首選挙の話題で持ちきりである。当

     然ながら、現職の総裁が勝利して、総理大臣を指名されることになるのであろう。今回の選挙

     での、活躍議員、表での活躍、裏での活躍、様々あるだろうが、そのすべての人々に、下心と

     いうか「暗送秋波」の意識を持った人ばかりで、日本の将来とか国民のことなどそっちのけで、

      我が身の出世ばかりを考えている人ばかりではないだろうか。若者は若者らしく、堂々とし

     ていればいいのに、駆け引きをして、自分の値打ちを上げることを目論み、投票に関係ない時

     間になって、支持を明らかにしたり、ベテランは、有利な側に回って、来るべきポストを狙っ

     たり、国民は置いてきぼりである。それが政治というのであれば、政治は国民のものでなく

     政治家のものということになる。

      いずれにしても、「暗送秋波」の人ばかりでなく、適材適所の人事という言うように、多く

     の人材の中から、適材適所の人選を図り、国のために働く人の登用をお願いしたいものである。

     その事が国民の心に響けば、自民党の将来も明るいだろうが、「暗送秋波」の人ばかりであれ

     ば、国民の心は離れ、やがて自民党にも秋風が吹く時代となるのかもしれない。

      いずれにしても国民ファースト政治を目指してほしいものである。

迷歩録 かやのそと

2018-09-20 10:20:49 | 日記
  秋雨や  東に向かう  彼岸かな  涼しさまとい  通り過ぎ行く


                                   ひのひら  ろくべえ




     未明から降り出した雨が、時には強く、時には弱く降り続いて、昨日までの暑さを忘れるような

    涼しさをもたらして、過ごしやすい一日となっている大隅半島、雨音と雷の音が鳴り響く、そんな

    一日になりそうである。

     今日は自民党総裁選挙開票日、国民のほとんどは「蚊帳の外」自民党内組織の問題だが、国民は

    気になる所である。

     日本独特の方法であるが、自民党総裁が、時の総理大臣となる。国民は投票権もない状態で見守

    るしかないのである。多くの国は国のトップを直接選挙で国民が選ぶという方法をとっているが、

    日本は間接的である。なぜそうなっているのか誰が好みこのようなシステムにしたのか歴史を知る

    必要があるのかもしれない。マスコミもそのことには触れず、総裁選だけをニュースとして取り上

    げ報道する。根幹のシステムについての問題も報道すべきではないだろうか。そうでなければ、国

    民は「蚊帳の外」という感情を持ち続けることによって、今以上に関心が薄いことになってしまう

    のではないだろうか。

     政権与党の党首は偏った選挙で、あるいは協力与党の党首は無投票で、国民を「蚊帳の外」にお

    いたまま、国の中枢が決まってしまうシステムを論議しなければならないのではないだろうか。

     本来の民主主義とはを問うこともしないで、独裁的に選挙をして、それで総理大臣と決められて

    も国民は、無関心となるしか方法はないのではないだろうか。

     今日その、自民党総裁が決まる。国民は「蚊帳の外」から、指をくわえてみてるしか方法がない

    自民党党員の皆様の良識に期待するしかない。依怙贔屓総裁が継続するようなことがあれば、日本

    は。政治的どん底が続くということではないだろうか。

     「蚊帳の外」仲間外れ、同義語である。考えなければならないしシステムを。国民の多くが参加

    できるシステムに。

迷歩録 権力 

2018-09-19 12:55:07 | 日記
  長月に  朝日を浴びる  曼珠沙華  鮮やかきいろ  我をさそうかな


                                    ひのひら  ろくべえ



    どんよりと雲多き日なるも雨は降らず、暑さだけが、身にまとうそんな一日となりそうである。

   自民党総裁選たけなわ、あの経験者が、「権力」を良しとした、圧力は問題ないの発言、何とも

   お粗末な状況ではないだろうか。

    様々な意見があっていいはずの国会内で、圧力それも権力をかさに圧力をかけ、選挙を有利に

   しようとする、現政権、現総裁側の愚かさが目に付く選挙戦ではないだろうか。

    所詮同じ穴の狢の戦いではあるが、それでも「権力」という姑息な手段で勝利しょうとする者

   の、愚かさを感じないであろうか。

    正々堂々と、公正、に行ったらいいのに、その事すらできない現自民党という組織の脆弱性を

   感じざる負えない。それも権力的に上から目線で発言するのは、総理大臣経験者となると、日本

   の中枢はそのような人の集まり、あるいはイエスマンの集まりと誤解されても仕方がないのでは

   ないだろうか。

    国民には、投票権はない、自民党党員、あるいは国会議員の良識に頼るしかないが、依怙贔屓

   総理大臣だけは出さないように願いたいものである。

    国民は誰も公平に税金を払い、生活している。そのことを解る人を選んでほしいものである。

    国民を平等に見つめることができる人、友達、知り合い優先をしない人を選んでほしいもので

   ある。