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迷歩録 暗送秋波

2018-09-21 11:22:15 | 日記
  蜘蛛の巣を  上下に揺らす  金風や  涼しさ連れて  東にぬける


                                    ひのひら  ろくべえ




      昨日から降り出した雨は、その後も続き、今日も時に強く、時に弱く、降り続いて山河草木

     濡らしてビタミンを与えている。雨に濡れた黒土からは、雑草の新芽が顔をだし、緑の絨毯が

     出来上がる途中のような光景を創り出している。秋雨本番である。

      そんな日のテレビの話題は、昨日行われた自民党の党首選挙の話題で持ちきりである。当

     然ながら、現職の総裁が勝利して、総理大臣を指名されることになるのであろう。今回の選挙

     での、活躍議員、表での活躍、裏での活躍、様々あるだろうが、そのすべての人々に、下心と

     いうか「暗送秋波」の意識を持った人ばかりで、日本の将来とか国民のことなどそっちのけで、

      我が身の出世ばかりを考えている人ばかりではないだろうか。若者は若者らしく、堂々とし

     ていればいいのに、駆け引きをして、自分の値打ちを上げることを目論み、投票に関係ない時

     間になって、支持を明らかにしたり、ベテランは、有利な側に回って、来るべきポストを狙っ

     たり、国民は置いてきぼりである。それが政治というのであれば、政治は国民のものでなく

     政治家のものということになる。

      いずれにしても、「暗送秋波」の人ばかりでなく、適材適所の人事という言うように、多く

     の人材の中から、適材適所の人選を図り、国のために働く人の登用をお願いしたいものである。

     その事が国民の心に響けば、自民党の将来も明るいだろうが、「暗送秋波」の人ばかりであれ

     ば、国民の心は離れ、やがて自民党にも秋風が吹く時代となるのかもしれない。

      いずれにしても国民ファースト政治を目指してほしいものである。

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