gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

迷歩録 ぜいじゃく

2018-09-05 14:24:06 | 日記
  久方の  陽射眩しい  大隅や  朝の気温や  清涼をくれる


                                  ひのひら  ろくべえ





       昨日は物凄い雨風を持った嵐が、通り過ぎて行った。一夜明けた今日は、爽やかな朝であったが

      テレビから流れてくるのは、大阪の台風被害ばかり、とんでもない状況に驚くばかりである。

       日本の都市を代表するような都会であっても、自然というものに対する「ぜいじゃく」(脆弱)

      性が、暴露されたというばかりの被害、特に人間の英知の全てを投じてできたとまで言われれる関西

      国際空港の被害には、開いた口が塞がらないほどの驚きである。

       都市部の自然災害は、都市部の問題だけにとどまらない、ハブ空港としての関空がストップしてし

      まうと、西日本のみならず、日本全体の流通がストップしてしまう。

       そのような構造になっている経済国家、その「ぜいじゃく」せいに対処できるシステムをつくらな

      いと、同じことは起きてしまうのではないだろうか。そのような対策を行う事を、リスクマネージメ

      ントというのではないだろうか。

       リスクマネージメントは、如何なる組織にも必要なこと、それが国ともなれば最大限の英知を導入

      して、国民の命と財産を守らなければならない。早急に効果的なリスクマネージメントを作成してほ

      しいものである。「ぜいじゃく」であれば、「ぜいじゃく」と原因とするのではなく、「ぜいじゃく」

      せいを克服する都市づくりというものが必要なのではないだろうか。

       完璧ではなく完全に国民の命と財産を守ることができる国家、そのことは外観だけではなく精神も

      含めてということは言うまでもない。

       国民の視点もその方向を持ち続けることが、大切ではないだろうか。台風の恐ろしさを感じている

      今こそ、リスクマネージメントを明らかにした災害に強い都市づくりを目指してほしいものである。