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石に立つ矢

2014-05-20 18:21:42 | 日記・エッセイ・コラム
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   稜線や  霞の中に  雨の前  暑さ閉じ込め  蒸し風呂如し
                                     ひのひら  ろくべえ







    「石に立つ矢」とい諺がある。これは、心を込めて何事も行えば、できないことはない。

  という意味を含んでいるそうな。確かに精神的には心を込めるとか、念じるという事は大切

  なのであろうが、それだけでは、「石に矢が立つ」という事は不可能なのかもしれない。精

  神的なこと、言葉として持つのはいいのかもしれない。しかし念じるだけでは物事というも

  のは、うまくいかない。ではどのようにすれば念願かなうのであろうか、こんな諺もまた存

  在する。「雨だれ石を穿つ」この諺は、どんなに小さな力でも辛抱強く続けていれば、いつ

  かは願いは叶うという意味だそうな、ほかにも「門前の小僧お経をよむ」というのもある。

   つまり、理想的には、念じながら毎日毎日少しづつでも、そのことにかかわることを続ける

  という事が大切なんではないだろうか。石に矢が立つかどうかは解らないが、そのような気

  持ちで物事に励めという事なんであろう。具体的に毎日毎日繰り返すことを、自分で選択し

  そのことをあきらめず、慌てず、焦らず、実行する力こそが人間力と言うものに繋がるので

  あろう。人間力を磨くことこそが、人生の目的この目的を果たすために、日々の目標という

  もの大切にしたいものである。