雨の後 草花萌える 青空に 風や注ぎて 爽やかきかな
ひのひら ろくべえ
サッカーワールドカップ参加メンバーが発表された、世界に出活躍する、
あるいは国内で活躍する素晴らしい選手ばかり、日本代表として国際試合
での活躍を祈りたいものである。
サッカーと言えばもちろんチームワークという事になるが、チームワークと
いうものは、スポーツに限ったことではない。二人以上の人間が生活をする
あるいは行動を共にする、あるいは、同じ目標、同じ目的達成のために協力
し合うという所には必要なものであろう。
このチームワークを高めるためには、まず最初に相手を認めることからス
タートしなければならない。相手を非難したり、卑下したり、することからはス
タートしない。劣っている者を、優れているものが、あるいは同等であっても、
相手の失敗や、未熟さ、不可抗力を如何にホローバックアップできるかという
事にかかつている。失敗を恐れない攻撃力を持つためには、失敗をカバーし
たり、ホローできる体制が必要なのであろう。しかし残念ながら日本の多くの
チームは失敗したものを、責めてその責任だけを追及する傾向にある。そう
ではないチームワークをより高く保とうとするならば、失敗をホロー、カバーす
る体制、文化を構築することで、失敗やミスまでもが少なくなり、より高度なチ
ームというものが出来上がるのであろう。素直に意見を言い合い非は非として
認め、互いにホローし合う関係性をプロ集団として作り上げる、それが監督や
コーチの仕事ではないだろうか、職場においては、上司というわれる人たちの
仕事ではないだろうか。
いずれにしても、チームワークというものは、人二人よれば、そこには必然
的に生まれるものでありそのことを大切にする考え方こそが、基本的に必要だ
という事ではないだろうか。