木洩れ日や 鹿の子模様に 路照らす 新緑の影 我癒すかな
ひのひら ろくべえ
初夏の香漂う暖かい一日、母の日となりました。町にはカーネションが所
狭しと飾られ、母に感謝の気持ちを伝えようと、子供も大人も、偉大なる母へ
思いを伝えようと、人だかりがしていました。スーパーの総菜コーナーも、
ホームパーティーを意識した、オードブルなどが多く、陳列されていました。
何とも素晴らしいことだと思います。他国にこのような日が設定されている
のか、日本だけなのかは定かでないが、良き日本の習慣であるような気が
する。女性の日と言ってもいいのではないだろうか。母という偉大な人の
存在あればの子孫である。人類は母あればこその発展ではないだろうか。
近年共稼ぎという言葉が当たり前となり、福祉の本などにも、生き方として
共働きを選ぶと乱暴な書き方をしてる者もあるが。共働きというものは生活
維持のためやもなくしている人が殆どであろう。国や行政機関、などは間違
ってはならない。理想の社会、そこには選ぶ自由というものが存在する。
多くの女性は母というものを選ぶ、その母を選んだ時、何も心配しないで母
という役割に専念できる保証ができる国こそが、先進国と言える国なのでは
と思う。子供は国の宝、母は国の根幹、そのことを理解した制度を構築する
ことが真の先進国になることではないだろうか。新幹線や技術も大切だが
それだけではなく、人間を大切にする国を目指すことこそが、近隣諸国との
関係改善にもつながることではないだろうか。経済性一辺倒では、人間その
ものを商品化する傾向となり、母を大切にしたくてもできない状況の国にも
なりかねない。子供を産み、その子供を育てる保証のできる国を目指してほ
しいものである。「母の日」素晴らしい日「マザーサンデー」世界にも願う。