貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

捨てられない新聞

2006-07-06 02:30:38 | 季節の話題
ウチは「朝日」です。
あるきっかけでそれまで長年とっていた「読売」から替えて、もう10年足らずかな?。
不祥事もあったし、「左より」だとかの他からの攻撃も多いですが、私の視るかぎり
戦前・戦中時における報道機関としての反省」を何かのときに掲載していることが
多く、№2好み※のヒネくれた性格とあいまって当分の間読み続けるでしょう。
 ※銀行は第二地銀、ケータイはau、準優勝チームによくやった!と(笑)

以前にも書きましたが、ずいぶん読みきれずに溜めこんでます
せめて「天声人語」(一発変換で出る熟語になってる)と「ののちゃん」だけでも、
と思いましたが根が貧乏性(笑)、一通り読んでしまいなかなか片付きません。
そんな中のある日(5/9付)の記事から印象に残った言葉を…

「分裂にっぽん」しまなみ海道から③
『国土の均衡発展やどこでも一定水準の生活ができる社会を-。
 そんな戦後の目標を支えた財政にもはや余力はないと国は言う。
 では、誰がこうした人々※を支えるのか。』
  ※本文記事でとりあげられた、人口2人の離島に住む老夫婦。
   奥さんは要介護だが介護サービスを受けると割高(離島だから)なので
   使えない。年金と月4~5万円の漁業収入で生活。
   トイレの汲み取りが5万円もかかるので自分で…
   「介護保険料を払っているんだから、どこでも同じサービスを受けられるのが
   本当じゃないか?」 
   もう一組は山間部に暮す、妻がリウマチで寝たきりの老夫婦。
   買い物は10km離れたスーパーまで運転免許がないのでバスで行く。
   帰りは一便逃すと2時間半後。夜の便はない。
   以前は軽トラの移動スーパーが来てくれたが今は来ない。

夜回り先生の子どもたちよ
 『ごみの間をネズミがはう、そんな街で生きたいかい』
  土曜日か日曜日の朝一番、美しい・魅力的だと考えた街に行ってごらん。
  みんな朝の太陽の下では薄汚れた作り物。
  街はごみで埋まり、その間をネズミやゴキブリがはい回る。
  至る所からすえたにおいがするはずだ。
  … 中略 …
  太陽の下で、夜の街の醜い本当の姿を子どもたちに見せてやってください。
  太陽の光はすべてのうそを見破ります。

「繁栄」とか、「豊かさ」って、何なんでしょうね?

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2 コメント

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介護について (もも)
2006-07-07 02:47:12
介護については知れば知るほど不備が目立ちます。完璧を望むのは酷かもしれませんが、少なくとも私たちの目に触れる事実くらいは知って欲しいですね。知ったら対処です。将来を語るのも必要ですが、今現在、苦労して大変な思いをしている人々に早急に対処して欲しいのです。

なぜ、早急にできないのでしょうか。

今!今日も明日ものことなのに。

地元で清き一票を貰った議員さんはいないのでしょうか。
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結局は「丸投げ」? (讃岐の団塊オヤジ)
2006-07-07 15:35:29
高齢化社会の対策を「介護保険」という制度に丸投げしているところに、不備が出る「根っこ」があるのではないでしょうか?

「カネさえ出せば」とか「商売」になってしまう危険性が潜んでいますよね。



一人一人の実情に即した「介護」というのは、おカネでは解決できないのですが、現実問題その「労力の負担」に耐えかねている家族が大部分で、今は「それ」しかカバーするものがない、ということなのでしょう。
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