陽はまた昇る

もう一度警察官として、
だれかと見つめ合いみつめあって、この仕事をつづけたい。

きみは本当に最低の教官だな。

教えられたのは僕の方だった。
人はいくつになっても、ひとから助けられるという真実があるものだ。

たった今番組が終了した。テレビ朝日　9時からのTVドラマ『陽はまた昇る』佐藤耕市主演

愛される仲間がいる。生徒たち30人がいる。
死刑がいいわたされるであろう、刑務所にいる以前自殺しょうとしたのを止めて、「わっか」をかけた若者がいる。
それに何より、警察学校の校長先生がいる。
そして、警察学校の医者の役のYOUのセリフがいい。弱い人間を診察しているのよ。弱い人間が動いて、動かしていくのがいいんじゃないの。

警視庁総監の少し前のことば。遠野教官を退職させてはいません。角度をかえて場面がすすんでいく。

卒業式にあたっての校長先生のことば、辞表は受理していません。「旭日」昇る太陽のように、強い心をもった警察官になってください。

最後の遠野のことば、私は教官として、（教えたということではありましんでした。）おしえられた。人の温もり、涙の美しさ、（全てをなくして）、を知りえた。

YOUにしゃべらせたせりふ。校長先生橋詰功にしゃべらせたせりふ。それに答えた行動。
遠野役の佐藤浩市に喋らせた台詞。全てが光っていた。