へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

おおみそか

2006-12-31 23:35:45 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

今日はおばあちゃんがおせち料理を作っているのを手伝いました。
ぼくはきんとんと錦玉子が大好きです。
夜におそばを食べました。おじいちゃんはお酒をたくさん飲んで紅白までにはできあがっちゃってました。
おとうさんは、おじいちゃんのお酒に付き合って白い顔がまっかになり、夜勤明けのまま休みに突入した剛お兄ちゃんも帰ってきてちょっとのお酒でひっくり返ってしまいました。
明日からお正月なのに、こんな状態で大丈夫かなあ。
来年こそ、よい年でありますように。

おもちつき

2006-12-30 21:12:50 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

今日はおもちつきの日です。うちには、きねとうすがあります。おばあちゃんが実家からもらってきて、ぼくが小さなころからおとうさんとおじいちゃんと剛お兄ちゃんがついていましたが、腰が痛いと言っておじいちゃんはリタイアしました。
広之お兄ちゃんと慶子お姉ちゃんもきて、
「がんばりましょう
と、気合いが入っています。
「あんたたち、お正月は帰らないの?」
おばあちゃんがきくと、
「あみだをしたら、2人っきりで過ごすになったんだ
広之お兄ちゃんは嬉しそう。
「子作りができるな」
おじいちゃんは冷やかしましたが、
「セクハラ」
とおばあちゃんに一喝されて、シュンとなってしまいましたが、広之お兄ちゃんのピースサインをみて、にたっと笑いました。
おじいちゃんのこういう発言には、ぼくとしては何にもコメントできませんね。
もちごめが炊き上がってうすに移されると、
「よっしゃあ
と慶子お姉ちゃんがきねを持ち上げて、
「始めるわよ」
と声をかけました。ふつう男の人がやるだろう…(・_・;)。
でも、さすが体育の先生だなあ、と思いました。ぼくは、もちごめのおにぎり(この炊き上がったばかりのもちごめはぼくの大好物です)を食べながら、広之お兄ちゃんと上手にバトンタッチしながらおもちをつく作業に感心していました。
おとうさんといえば、うろうろ。
「いやあ、今年は出番がないなあ」
だったら作れよなあ。去年までのかっこいいおとうさんはどこにいってしまったのかなあ…。おかあさんと再会した時に、がっかりさせないでほしいな、と思いました。
ところで、リカがおもちをつまみぐいをして、歯にくっついておおさわぎをしました。涙目になって、小屋の奥に頭から入ってしばらく出てきませんでした。
「おばあちゃん、犬もずいぶんね」
ぼくは「吾輩は猫である」の猫がおもちをつまみぐいしたシーンを思い出し、なんとなくつぶやいていました。
ぼくも早くおもちつきをしたいな。

オーストリアとベルリンならおまかせの友人からの訂正要求

2006-12-29 23:13:43 | おたより
オーストリアの代表チームは、ヨーロッパの中ではそれほど強くはないんだけど、ザルツブルクのサッカーチームは、オーストリアのリーグの中では、強いんだそうです。
すいませんでしたっm(_ _)m

おおそうじ

2006-12-29 22:56:36 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

冬休みは毎日毎日遊びまわっていましたが、おじいちゃんもおとうさんもお休みになったので、朝から大そうじでした。家中窓という窓をはずして窓ふきをしたり、ふだんしないようなところを念入りにきれいにしました。
「ふだんからやっときゃ、こんなたいそうなことをしなくてすむのに」
おとうさんはぶつぶつ文句ばかり、おじいちゃんは気がつくと隠れてサボっていました。
「毎度毎度言ってくれるじゃないの
おばあちゃんは、おじいちゃんをけとばし、おとうさんにぞうきんを投げつけ、誰よりも働き誰よりも文句を言います。
「リカ、おまえはいいなあ」
おじいちゃんは、リカに助けを求めましたが、寝ていたリカは片目を開け耳をくりっと動かしただけでした。
おとうさんにお嫁さんさえいたら、おばあちゃんはこんなに苦労しなくてすむのに。文句もダブルになって、おじいちゃんもおとうさんも言うこときくのに。
この間みたあの夢がほんとだったら、ぼくはつばさ豆太郎君と双子で倍お手伝いをして、おばあちゃんとおかあさんを楽させてあげるのになあ、と思っていました。

宮本選手

2006-12-28 22:38:27 | おたより
今日、新幹線の中でガンバの宮本選手の近くに座りました。
ほんとは、サインも写メも欲しかったんですが、プライベートだからと思って遠慮していたら、名古屋で降りてしまいました。
こういう場合、遠慮せずにサインをもらえればいいのかなあ。悪いような気がして、千載一遇のチャンスを逃して大後悔してます。
男に振られた以上に後悔してる…というのは大げさではないくらい。去って行く後ろ姿を見て、なんだかそう思ってしまいました。
みなさんはこういう場合、どうしますか。
でも、座ってる姿も歩く姿も後ろ姿もかっこいい人でした。サッカーのプレーと同じくらいのかっこよさだったかな。
はい。
オーストリアにいったら、弱いサッカーチームを強くして帰ってきてください。(ザルツブルクって、モーツァルトの故郷でしたよね)

京都最後の夜

2006-12-27 22:02:11 | 京都だより
5泊6日はあきた~(*´Д`)=зと、いやになったけど、いざ明日帰るとなると、さびしい。後ろ髪ひかれちゃうのよね。
13年も通っていると、なんか地元みたいな感じがするな。
そういえば、ご先祖さまの中には京都から嫁にきた人もいたらしいし…。まんざら関係なくもないしね。
さびしいねえ。
でも、また夏くるから。
☆写真は、某茶房の和菓子です。

藤川先生の寂しいクリスマス

2006-12-26 23:29:05 | へちま細太郎
お~い、藤川だよ~。クリスマスはさびしかったよ~

12月25日は、大おばあさまの夫である先々代の命日で、クリスマスどころの騒ぎではない。 いつも通り細太郎の家に行こうとしたら、行き遅れの姉に呼び止められ、
「今日はひいおじいさまのご命日でしょ、どこにいくの?」
と、相変わらずの起きたままの姿できいてきた。
「姉ちゃん、命日なら命日らしくしたら」
「あら、この方がお喜びになるでしょ」
…って、まあ、言うことはわからないでもない。なんてったって、いたく女好きなスケベじじいだったからね。
でも、俺にはそんなことはどーでもいい。 俺は、辛気くさい法事なんかやりたくない。毎年毎年、いつまでも時代を背負った元家臣だという連中が集まって、下へもおかずの態度をするのがうっとおしくてたまらない。
とっとと脱走しようと玄関を飛び出し、駐車場にすっとんで行けば、
「おまえのやることはお見通しだ」
と、じいさんが立っていた。
「このばかもんがあっ
じいさんにしたたかに竹刀でたたかれ、俺は不承不承法事に参加した。
俺は、クリスマスイブに彼女と過ごしたことがないんだあっ。だから、振られまくりの寂しい人生なんだ。
くそじじいどもめ。
クリスマスなんかに死ぬんじゃねえ。

星に願いを

2006-12-24 21:13:11 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。
ぼくのうちでもクリスマスツリーをかざります。 12月に入ってからおばあちゃんといっしょにかざりつけをしました。
でしょ、ブーツでしょ、サンタさんでしょ…なんか楽しいわくわく気分。
ある朝でした。ぼくがツリーを眺めていると、きらきらした紙がかけてありました。
「なんだろう」
紙を手にとってみるとなんか書いてあります。
「細太郎とテニスができますように」
もう一枚あります。
「新しいラケットが欲しい」
お、おとうさん…たんざくかけてどうするの
七夕じゃないんだから~。
でも、書くんだったらマシなことを書けばいいのに。