警告

こりないね、誰だよ、毎回毎回、エロいサイトをトラックバックする野郎は
２度目までは、目をつぶってやる。
３度目はないと思え。

翔・・・細太郎のことも考えろ
わくわくして読んでみれば、へたくそで意味がわからない文章。
だからクリックしてみたときの驚き。
子どもが、どんな気持ちでいるか、考えてみろ。
ふざけんなよ。
あ～頭にきた。

春休み その６

こんにちは、へちま細太郎です。

ぼくは子どもだから、合コンがどんな感じでやればいいかなんてぜんぜんわからないけれど、でも、このおねえさんたちはじぶんたちの好きな曲を歌って、ぼくたちが、ましてやぼくがいるのに、みんなで楽しもうなんて気持ちがないみたい。
藤川先生は、ぼくがいるからということで、きっと保育しさんたちと合コンしようと思ったんだろうな。
というか、それいぜんにぼくをよばないでくれる？
ぼくのうちでは、あんまり演歌をきく人がいないから好きとかきらいとかいえないけれど、藤川先生や広之おにいちゃんの顔をみて、楽しいか楽しくないかはんだんしてほしいと思うよな。

きらいだ、こんな女の人。

ところがぼくのおとうさんときたら、けっこう楽しそう。
演歌でもノリノリです。ワンテンポずれているけど・・・。
演歌でテンポがずれるってどういうこと？
やだなあ。。。おとうさん、それって、リズム感が全くないっていうこと？
ぼく、落ち込んじゃうよ。。。

ぼくは、つまんないので、バックからマンガを取り出して読みはじめました。
「名探偵コナン」大好き。
たくさん運ばれてきた料理を食べながら、ハム太郎が北島三郎を、ミッキーが細川たかしを歌おうが、プーさんが八代亜紀をがなろうが、ぼくにはどうでもいい。
ぼくは、スケートで金メダルをとったおねえさんも好きだけど、コナンのテーマソングを歌っているなんとかまいおねえさんも大好きです。
だれかうたってよ。。。
広之おにいちゃんが、ぼくがコナンを読んでいるのを見て、カラオケの曲の本をぺらぺらめくって、
「細太郎、コナン歌うか？」
とリモコンを手にとりました。
「うん」
広之おにいちゃんは、歌がじょうずなんですよ。
「ねえねえ、なんかこのおねえさんたち、へんじゃない？」
ぼくは小声で広之おにいちゃんにささやきました。
「ちょっとな・・・。藤川さん、今日は失敗したね」
広之おにいちゃんも曲のかいてある本で顔をかくして、こっそりとわらいました。
あいかわらずおとうさんは、リズム感のない手拍子をしています。
わざとだと思いたいよ～。
「はあい、またまた歌いまあす。今度は、“兄弟船”歌います」
ぼくと広之おにいちゃんは、ぼうぜん・・・。
藤川先生は、頭をかかえています。が、そこはそれ、女の人にサービスするのが大好きだから、がまんしているみたいです。
いったい、どこの保育園の人？
どこで、ナンパしてきたの？
しょうがねえなあ。。。
というか・・・、

この人たち、いったい、年いくつなの～

で、シラケムードもここまででした。。。

ぼくにとってとんでもないことが、待ち受けていたのでした。。。

春休み その５

こんにちは、へちま細太郎です。

藤川先生が、氣志團を歌ってます。
キャラクターにあいそうであわないし、あうといえばあいます。どっちなんだ、と言われてもぼくにはわかりません。それくらい、藤川先生はわからない、なぞの人です。
でも、女の人は大好きです。好きすぎてだれにしぼっていいのかわからないらしいです。ようするに、彼女がいないってことだよね。
こうも言えるよね。

“モテない”・・・。

またなぐられちゃうから、これくらいにしようっと。
広之おにいちゃんは本気でつまんなさそうです。カラオケがきらいみたい。
というより、相手の女の人たちがこのみのタイプじゃないんだと思う。 慶子おねえちゃん、美人だもんね。
「はい、次、歌います。みなさん、きいてください」
ミッキーが手をあげました。
「“浪花節だよ人生は”を歌います」
ノリまくっていた藤川先生の顔が、いっしゅんひきつりました。
広之おにいちゃんは、思いっきりいやあな顔をしました。
「元気よく歌います。みなさん、手拍子足拍子、よろしくお願いします」
何なの、このミッキーは…。
ぼくのうちではかからない、けいきのよい曲がながれてきました。
ミッキーは、それまで出していたかわいい声とうってかわって、みょうな声でがなるように歌いはじめたのです。
きええ～。なに、この人…。
プーさんもハム太郎もノリノリです。
こういう曲、この人たちの幼稚園では毎日歌っているのかなあ。。。
やだなあ。。。 歌い終わるまでが、待ち遠しい。。。

と、そんなことをかんがえてぼ～っとしていたら、
「次、北島三郎歌いまあす。暴れん坊将軍の主題歌でえす」
と、ハム太郎がマイクをうばうようにとり、ポーズをつくりました。

おとうさん、早く帰ろうよう。。。

春休み その４

こんにちは、へちま細太郎です。

ぼくたちは藤川先生に連れ出されて、２次会とやらに向かいました。
ぼくはおとうさんと手をつないで歩きました。
「おとうさん、アゴ兄ってだれ？」
「ミハエル・シューマッハという最高のF1ドライバーだよ」
「ああ、赤い服きてる人だよね。おばあちゃんが馬の絵の赤いはたをふって、毎回見ているテレビだね」
「おとうさんも大好きだよ」
「どうして？」
「ぜったいあきらめないからだよ」
おとうさんは、ぼくの手を強く握ってきました。 おとうさん、おとうさんににぎってもらえて、ぼくすごく安心するよ。

で、２次会場のカラオケやは…あんのじょう。。。
「はあい、お待たせ、ぼくのかわいい子猫ちゃんたち」
ふ、藤川先生…。

「お約束通り、今日は新婚不倫願望の若旦那と、子持ち独身男とその息子を連れてきたよ」
「不倫願望なんかないよ」
広之おにいちゃんはあわててひていしました。
「まあ、いいじゃん、今回は保育士さんだよ～」

今回は・・・って・・・。

「若くてぴちぴちしてまあす」
子供みたいな女の人たちだ。そういう意味じゃ、ぴちぴちしているのかもね。
でも、ぼくはきれいな女の人が好き。
おとうさんを見るとにがわらいをしていますが、まんざらでもなさそう。
おとうさん、やっぱり、ただの男？
広之おにいちゃんは、首をかいてる。
「今夜は一晩中歌いまくろうねえ。細太郎に“毛”が生えた祝いだからね」

え？・・・

「細太郎くん、“毛”が生えちゃったの？」
ハム太郎のトレーナーを着ているおねえさんが、ぼくの顔を見てにこっと笑いました。
「あとで見せてね」
プーさんのトレーナーがいいました。
まだ早くておともだちに見られたくないよね」
今度は、ミッキーのトレーナーだ。

やだ、こんなおねえさんたち・・・。
ぼく、ぼく、きれいな女の人がいいよ～。

春休み その３

こんばんは、へちま細太郎です。

ぼくの誕生日は、３月27日でした

春休みに入ってすぐに引っ越しをして、みんなで食事をしに行きました。 食べたのはおすしです。
ぼく、食べそこねたもんね。
藤川先生もいっしょにいたんだけど、
「２次会行くべ、２次会」
と、おとうさんと広之おにいちゃんの腕をつかみました。 どんな２次会やら想像がつくだけに、おとうさん、かわいそうだなあと思いました。
と、藤川先生がぼくにしせんを向けて、
「細太郎、おまえ、27日誕生日だろ。お祝いしてやるから、おまえも来い」
と言うじゃなあい。
「え？だって、まだ日にちあるよ
ぼくはあせってこたえました。
じょうだんでしょ～。藤川先生がひらいてくれるお誕生会なんて、こわくて行けないよ～。
「バカ野郎、おれはオーストラリアに行くために、急ピッチで仕事こなしてんだ。28日に出発だ」
と、かってなことを言います。
「あらま、いいご身分ねえ。何しに行くの？」
おばあちゃんが、お茶をずすりと飲み、しょうがをバリバリと食べながらききました。 「やだなあ、オーストラリアGPですよ。。メルボルン」
「あら、忘れてたわ。このバカ息子とバカ孫のせいで」
ぼくはムッとしましたが、おとうさんはにこにこ笑っています。
「近頃、ルールがコロコロ変わってばかりで面白くないのよ。アゴ兄も冴えないし…」アゴ兄って、だれ。

「SUPAR AGURI？琢磨はわかるけど、同じ年食ってんなら、信ちゃん出しなさいよ、信ちゃん」
信ちゃん、だれ。
「おばさん、面食いだもんな」藤川先生が頭かいている。

だから、なんなの。

わけわかんないから、明日へつづく

春休み その２

こんにちは、へちま細太郎です。

昨日のブログに、エロいサイトをトラックバックした人。
おこるよ。
ぼくは小学校の３年…じゃなくて４年生なんだからね。
考えてよね。
見ると思ってんの？

確かに、おとうさんは彼女いないけどおかあさんのことがまだ好きだし、藤川先生は合コン大好きだけど、そんなサイト見ないよ。藤川先生に、
「ほら、ここを見れば彼女できるよ」
と、トラックバックを見せたら、なぐられちゃったよ。
「俺はアカの他人にあてがってもらうほど不自由してねえ」
だってさ。
「小学生のサイトにはるなんて、バカ野郎だ」
藤川先生は、エロサイトほんとは大好きだし、女の人大好きだし。でも、こういうことはきらいなんだってさ。

そうそう、あの日、ぼくがアパートの部屋にたてこもった日。
藤川先生がドアのチェーンロックをけりやぶったでしょ？そしたら、むかいの家に住んでいる人がけいさつに電話しちゃったんだよ。
パトカーがきてたいへんだった。
剛おにいちゃんが、じじょうをせつめいして、ようやくなっとくしてもらいました。
でも、不動産屋さんにものすごくおこられて、ぼくとおとうさんはやっと新しいおうちに帰りました。藤川先生は、引っ越しの手伝いをさせられて、ぶ～ぶ～もんくを言ってました。

藤川先生、しかたないでしょ。チェーンロックこわしちゃったんだから。

PS 　トラックバック入れたやつへ藤川先生と広之おにいちゃんに、しばかれたくなかったら、二度といれんといてんか。

次、入れたら通報するで。

春休みその１

おひさしぶりです。へちま細太郎です。

ずいぶんと間があいてしまいました。
ごめんなさい。

あれからいろんなことがありました。
ぼくは、おとうさんの話を聞いて、ちょっとショックでした。
でも、おとなの人にはおとなのじじょうがあるんだろうな、ということがわかって、でも、それが子どもの人生にもえいきょうがあるんだろうと、なんとなくわかりました。

おとうさん、いろいろとごめんなさい。
ぼくね、おとうさんがこまっているのをみて、おもしろがっていただけなんだ。
そりゃあ、少しはショックだったよ。だって、大好きなおとうさんがお人形さんを大事そうにとっておいて、それを撫で回すなんて・・・。
気持ち悪かったんだよ。
でも、その後は、おもしろかったなあ。
おとうさん、いちいちはんのうして泣きそうになったり、落ちこんだり。あ、藤川先生にも聞いたけど、たおれちゃったんだってね、学校で。
ばくしょう。。。

おとうさんが、おかあさんのこと、楽しい思い出しかないって話してくれたよね。
どうしてなのかな。
そのへんのじじょうがわからない。
でも、いやな思い出じゃなくてよかったよ。
だって、おとうさん、おかあさんに捨てられちゃったのかと思った。
おとうさん見ていると、なんとなくそんな気がするんだよなあ。。。

おとうさん、むりにおかあさんのこと、話さなくていいからね。
ぼくも聞かないから。
おとうさんが話してくれるのを待つからね。

広之おにいちゃんと、藤川先生が、
「リカちゃんの件は、これで終わりにしようや」
と、ぼくの首をしめてすごんできたので、ぼくは、みんなにごめんなさいして、ゆるしてもらいました。
ほんとは、ものすごくしかれてしまうような出来事だったんだけれど、話がへんな方向にいっちゃったので、ふもんになりました。
そのかわり、広之おにいちゃんと藤川先生には、とっちめられました。
どんなふうにとっちめられたかは、また明日ね。

では、明日は、ちゃんとかきます。