へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

ぺ・ニシリン

2008-11-30 22:15:58 | おたより
“SUPERNOVA” ニューアルバムってやつですな。

おすすめは?と聞かれても、好みもあるでしょうから、ノーコメントってことで。

まあ、私はやかましい曲が好きなので、“RED MOON”かな。

中に入ってるジャケットのフォトがあまりにも…(^_^;)。

服は好きかな…。

あはははは。

できれば、DVDつきをおすすめしますね。

笑えます。

意地っ張りなおとうさん

2008-11-29 23:51:36 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

昨日の持久走大会は、やっぱりたかのり君がぶっちぎりで1位だった。たかのり君は、運動もスポーツもそこそこできる。
で、ぼくは、最近いろんなことがめんどくさくなってきて適当にちんたら走っていたら、
「あ、翔(かける)君だ。ついて行こう」
という、はるみの声が聞こえてきて、おそろしくなってダッシュしたら10位以内に入ってしまった
「いいぞ、細太郎、中学に入ったらテニス部だ」
と相変わらずおとうさんの期待に満ちた視線に、ため息をついてしまった。
もういい加減に、解放してほしい
「いつまで子離れしない気じゃ」
今日は近衛少将さんまできていて、あきれた視線を投げかけていた。

「うるせえな」

ん?
おとうさん、今なんていった?

ぼくはおとうさんの方を見ると、何事もなかったようにケーキを食べていた。
「不二家のショートケーキとウーロン茶はあうんだぞ」
と、ぼくにお祝いだ、といって買ってきたはずのケーキをひとりで食べていた。
おとうさん、ほんとはぼくが離れていちゃうのを、さびしがっているのかな。
でも、それは仕方がないじゃないか。
さびしいんだったら、おかあんを迎えにいけばいいじゃないか、ぼくはちょっとすねておとうさんから視線をはずした。
そうか、これが意地っ張りってやつなのか…、よくわかんないけど。

ハマの番長 横浜残留

2008-11-29 21:28:34 | 阪神タイガース&F1
これで来年も、三浦にしてやられる…と思ったら大間違いやで。

面白いじゃないか、来年こそは、ガンガン打ったろうじゃないか。

と、思うところがいいんだな。

で、ボヤボヤしている間に、ウィリアムスが逃げてっちまうで~。

こっちの方がヤバイっす。

ほんとは見えてるって?

2008-11-28 23:47:26 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

今うちにいるご先祖さまは、相変わらず鎧甲のおじさんだけで、
「紅白とやらを見るまで帰らんぞ」
と言ってるので、みんなはもう気にしなくなった。 でも、
「なんでおとうさんだけ見えないのかな~」
とつぶやくと、
「見えてないふりをしておる」
と、鎧甲のおじさんが“千と千尋の神隠し”のDVDを見ながら答えた。
「ほんとは見えているのに?」
「責めるでないぞ。光一は意地っぱりゆえな」
「意地っぱり?」
「誰に聞いても同じ答えが返るであろう、ほっておけ」
そんなこといったって…。
藤川先生も鎧甲のおじさんの隣でドイツ語の本を読みながら頷いている。
何でだろ、何でおとうさんはわかっててもわかってないふりをするんだろう。
う~ん。
わかんねえなあ。

ここまでくると…

2008-11-28 07:34:42 | Weblog

さて、こんなメールがきた。あきれたというか、バカとしかいいようがないぞ。

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〔差出人〕【マクド店長 吉田】[写真付き]さんからのメッセージ♪

先ほど当店に【当選金】を忘れましたか?
お荷物の写真を添付するのでご確認下さい。
大事な物だと思い直接連絡させて頂きました。

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持久走大会近づく

2008-11-26 23:12:22 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

持久走大会が近づいてきた。
今週の金曜日だ。 たかのり君は、
「コスプレしないの?」
と発言して、つくばった駅伝大会を見た人たちから大爆笑をかっていた。
でも、ぼく、笑えないんだけど…
体育の授業は毎日マラソン。寒くて凍えそうになってもマラソン。
別に体育は嫌いじゃないからいいんだけどさ、でも汗がひいていった時はさすがに寒いよな。
そんな寒い風が落ち葉を撒き散らしながら吹き付けてきた時、ぼくはしばらく忘れていた声をきいたような気がした。

あ、豆太郎君だ。

びっくりしたような声で、
「おひなさまみたいなおじさん、誰?」
と聞いている声だ。
まさか、近衛少将さん、豆太郎君に会いにいったの?

今年の紅白は?

2008-11-25 22:31:20 | へちま細太郎
「あ、水谷豊が出る、何歌うのかな♪」
「なんじゃ、それは」
「“熱中時代”のテーマソングもいいな♪古いけど」
「だから、なんじゃそれは」
「でも、やっぱり目玉はミスチルよねえ、よく決心したわねえ」
「だから、なんじゃそれはと聞いておる」
「うるさいね、とっとと地獄に帰ったら?」
「まだいうかっ」

美都田吾作に説明しておく故、少しは尼らしくしたらどうだ、とこの通称鎧甲のおじさんは思うのであった。

え?いつまでいる気だって?
いやあ、紅白ぐらいはみないと帰れんではないか、のう…。

似たもの一族

2008-11-24 21:57:11 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

僕たちは昨日は棒斐浄寺に遊びに来て、そのまま泊まってしまった。 泊まったのは僕らだけじゃなく、つまり藤川先生以外にオマケまで着いて来ちゃったわけで…。
案の定、
「誰だ、このくそじじい3人組は…。越後の縮緬問屋か」
と、庵住様は美都田吾作さん一行を指差して悪態をついた。
「幽霊だろうが何だろが、私は成仏させる気なんかこれっぽっちもないからね、寺だからといって簡単に居着いてもらっても困るのよ」
「何じゃ、そちは祖先の霊を敬う気などないのかっ」
「ないね」
「この罰当たりがっ」
「うるさいね、あてられるもんならあててみたらどうだ、このくそじじい」
幽霊と尼さんの言い争いに、なんていってよいのやら。
「わしはそちの先祖の美都田吾作であるぞよ」
「だからなに」
藤川先生はくっくっくっと笑いをこらえている。間に入って止める気はさらさらないみたいだ。
「か~望み通り罰を当ててやる」
あらついにキレちゃった。
「お~っ、経文唱えて悪魔払いをしてくれる」
なんだか言ってることがメチャクチャなんだけど…。
「これでも食らえっ」
庵住様が投げたものが、田吾作さんを通り抜けてたかのり君にあたった。
「いて、なんだこりゃ、十字架なんだよ~」
たかのり君はあたったものを手にとってびっくり。、
「これだと思うよ~」
と、しんいち君が隣の部屋に散らかっているクリスマスツリーの飾りを指差した。
「な、なんで?」
藤川先生はついに大声で笑いだし、治平どんと吾助どんは頭を抱えて座り込んでしまった。
実際、美都田吾作さんて、どんな殿様だったんだろう。
僕たちは、藤川家がよく取り潰しにならなかったと、藤川家の人たちをみて改めて思った。