へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

今日で最後!!

2008-01-31 22:11:43 | へちま細太郎
(仮)亀梨軍団です。

この場を借りてご挨拶を。
今日で高校生活最後のテストが終了しました。
長いようでやっぱり長かった高校生活もあとは卒業式を残すだけとなりました。
みなさまにお話を聞いていただけるのもあとわずかです。
ありがとうございましたっ

PS. 追試があっぺよ、追試が…(-"-;)

宝の持ち腐れ

2008-01-29 22:55:55 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

今夜はいわくつきのハンドボールオリンピック予選でした。そのせいか話題を一身に集め、おまけにテレビ中継まであるという前代未聞の椿事になってます。
こういう話題には目がないおばあちゃんは、
「ハンドボール、ハンドボール」
と朝からうるさくて、早くごはんを食べようね、と気合いを入れて鍋焼きうどん…ただし全員いっしょの鍋…を作りました。
鍋はよく食べる藤川先生がいるので2つでしたが、あっという間に食べつくしたって感じなんですが…。
ところが、そこまでしたのに大事件がおこりました。
「テ、テレビがつかないっ
「何だって?」
みんなコンセントやアンテナをチェックしたりしたんだけど、結局は、
「だめだ、こりゃ」
とがっくり。
「だから、地デジ対応にすっぺと言ったのにケチるからだよ」
おとうさんが文句を言うと、
「まだ地デジは先の話でしょ?」
とおばあちゃんは、地上波でなにが悪いとばかりに、
「映る限りはみるからね」
と、テレビ買うべよ~の意見を無視しまくりです。
「テレビは叩くに限る」
と叩いても無反応。
「折檻したらあきまへんがな」
藤川先生が笑いながらおばあちゃんをいさめて、
「今日は女子だし、男子もあるから」
と慰めてくれました。
で、時間が過ぎたころメールをみていたおとうさんが、
「あ、俺の携帯ワンセグだった」
気づき、そしたら次々に、
「やべえ、俺もだ」
「しまった、俺も」
とけんちゃん先生と藤川先生が携帯を取り出しました。
「あら、私もだわ~」
みんな顔を見合わせて大爆笑でしたが、
「なんだ?ワンセグっちゃ
とおじいちゃんがのんびりした口調で聞いてきました。
「何で携帯出してんだあ?」
おじいちゃんは自分の携帯を出すと、
「俺の携帯はそんなに画面でかくねえぞ」
と、見せました。
「まだ使ってたのかっ CASIO5401CA」
「cdmaOne
「何でびっくりしてんだあ?だから、ワンセグっちゃ何だって聞いてっぺ?」
おじいちゃんは携帯を持っていてもめったに使いません。
けど、ワンセグだって、本来は必要ないものだよねえ。 それに、使えたって忘れてちゃ、意味ないよね。
やれやれなお話でした。

孟宗学院中学校はセレブの集まり?

2008-01-28 22:23:19 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

しんいち君が孟宗学院中学校を受験するみたいだよ、とおとうさんがお風呂に入っているすきに、こっそりけんちゃん先生と藤川先生に話すと、
「農家の金持ちなのか?」
と聞いてきました。
「何?それ」
「うちの学校はかなり歴史が古くて、もとは農学校と家政学校だったんだ。明治時代にできたっていうから、そのころの子どもたちが勉強しにきたんだから、金持ちが多いんだ。だから今でも中学校は田舎のセレブが大量に入ってくる」
けんちゃん先生は、理科の教科書を見ながら答えてくれました。
「何たって、美都田吾作が作った農民塾の代々の教授の子孫が始めたところで、実はうちのオヤジは理事の1人だ」
藤川先生の言葉にけんちゃん先生は、
「初めて知った」
とびっくり。
「俺、理事とか興味ねえし…ってことは、あんた、将来は理事?」
「バカ、俺がするか、そんなこと、弟がやるに決まってるだろ、うちは法人だし弟が手伝ってるから、実質あいつのもんだ」
「でも、次期当主だろ?」
「当主にはなるけど、仕事はしねえよ、やってられっか。あ、けんちゃんやれば?どうせ姉ちゃんと結婚するんだろうから、学校の理事にはなれる」
「バカ」
2人はしばらくにらみ合っていましたが、やがて大爆笑してしまいました。この2人が犬猿の仲だったなんて、誰が信じるだろう。
「で、何、しんいちだけじゃなく、まさか他の連中も受けんのか?」
「そうみたい、みんなけんちゃん先生とサッカーやりたいんだって」
けんちゃん先生はこれを聞いてニコニコ顔になりましたが、
「高校に入ると、みんなコイツの影響でナンパ野郎になっちゃうのだけが心配だな」
けんちゃん先生はため息。 そうかあ、(仮)亀梨軍団のお兄さんたちは、みんなかっこいいけど、ナンパ野郎なのか。
…え?ちょっと待って?あの(仮)亀梨軍団のお兄さんたちは、お金持ちなの?
ひ、人は見かけによらないんだけど~。
「普通の家の子もいるさ。昔じゃないんだから。でも、お金持ちは多いな」
そうだよねえ~。
「そういえば、しんいち君、小さい耕運機なら動かせるって。大好きなんだってさ」
「へ、へえ、じゃあ将来は中島教授の弟子かな?」
「あ、ぼく、中島教授に弟子入りしたい」
ぼくは植物が大好きだから、中島教授にいろいろ教わりたいんだ。
「じゃあ、細太郎も受験すれば」
藤川先生がそう口にした時でした。
「細太郎、うちの中学校を受験するのか?」
いつの間にか、おとうさんが立ってこっちをみていました。
げっ、一番聞かれたくないやつに聞かれちゃった。
「じゃあ、勉強教えてやるぞ、合格したらおとうさんが連れて行ってやる。部活はテニスだぞ」
「ぼくじゃないっ、受験するのはぼくじゃないっ
ぼくは必死になって否定しました。
「ほ、ほそたろぉ~」
やだやだやだっ、絶対受験なんかしないっ
ぼく、泣きたい。。。

受験する?

2008-01-27 21:31:11 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

ぼくのともだちのしんいち君は、とても変な人ですが、一見優しそうなので女の子にはモテます。去年もバレンタインデーにはチョコをたくさんもらっていましたが、でもそれだけなんだよな。
ほんとは、モテないのかもしれない。
それにムッツリスケベなのを隠していることを、ぼくは知っているんだぞ。
で、このしんいち君が突然、
「ぼく、孟宗学院の中学校を受験することに決めた」と
言って周りをびっくりさせました。
「どうやって通うの?遠いよ」
「美都市内だって、中学校たくさんあるじゃないか」
「ぼくが小学校を卒業したら、つくばった町に引っ越すんだよ。おとうさんが転勤かもしれないから、ちょうどいいかな。それに、高校は寮もあるし、藤川先生やけんちゃん先生もいるでしょ」
そうか、みんなぼくのうちに遊びに来たり、藤川先生の本宅にお呼ばれしているから、すっかり2人を好きになっちゃったんだ。
「そうかあ、孟宗学院っていう考えもあったかあ」
みんなはしんいち君の考えに一応納得しました。
「通うの大変だけど、確かバスもあったよね」
「ぼくのおかあさんはつくばった町に勤めているから、一緒に行けばいいんだよな」
と、口々に言い合っています。 公立に行くって言ってたたかのり君も、
「うちも受験受験ってうるさいから、考えてみることにしたよ」
と言ってます。
そんな…、冗談じゃないよ~。
おとうさんがいるところなんて、行きたくないよ、ぼく

はてさて

2008-01-26 23:33:46 | おたより
先週、入院していたバイクが帰ってきました。
せっかく戻ってきたというのに、なんか違和感が…。
しかし、それ以上に、寒い。 寒くて寒くて乗る気も失せてしまうが、仕方なしに乗るには厚着の着だるま状態。
まあ、これに懲りて安全運転に努めます。
決してヤンキーではない作者でした。
しかし、寒いっ

お笑い3人組

2008-01-24 23:07:05 | へちま細太郎
「あ~さて~」
「明後日?」
「あ~最低?」
「何言ってんだ、おめえら、よくニュースの変わり目にアナウンサーが言うだろ?あれだよあれ」
「と、そんなわけで…だな」
「なんだ、そりゃ」
「ラジオのCMのあとで言うべ」
「そうだ、言う言う」
「あ~さて~」
「明後日?」
「あ~最低?」
「う~~」
「腹いてえのか?」
「歯がいてえのか?」
「さいて~だな、おめえら」
「あ~さて~」
 (-.-;)
コメントなし。
へちま細太郎でした。

浜中先生のトラウマ

2008-01-23 22:23:21 | へちま細太郎
「最近、眠れないんです」と、浜中先生が訴えた。
「寝るとうなされてしまい、すぐ目が覚めてしまいます」
だいぶしょんぼりとしている。
「夢は…?もともとみない方ですから、ええ、最近は見るんです、一瞬だけ」
「どんな?」
「どんなって…」
困惑した表情で片山教授を見返した。
「言いたくなければ言わんでいい」
「はあ」
浮かない顔色をして大きくためいき。
と、そこへ、
「サッカー部のバカはきとらんか?今日は肥料をまく約束をしたんだが」
と、中島教授が農作業着姿で現れた。
「うわあっ、寄るなあっ、さわるなあっ」
突如叫んだ浜中先生は、保健室の奥へと駆け込みベッドの中に潜り込んでしまった。
「なんだ?なんだ?失敬なやつだな」
中島教授は一歩中へ土足で踏み込もうとして、
「入らんときっ」
と、匿名希望の東山先生に怒鳴りつけられた。
「全くもって失敬なやつらだ、お、なんだそこにいるのは、OK牧場じゃないか、相変わらず仏頂面だな」
「なんだ、弥生人かと思った」
「何だと?」
犬猿の仲の2人がにらみあったところで、
「中島教授~、クソまこうぜクソ」
と(仮)亀梨軍団がやってきた。
「ク、クソ~」
途端に奥で悲鳴が上がった。
「あ?」
誰もが驚き声のした方を振り返ると、浜中先生が血走った目でこっちをにらんでいた。
「そっか、不眠症の原因はクソか」
片山教授はポンと手をうち、
「かわいそうにカレーもしばらくは食えまい」
と、余計なことをつぶやき大ひんしゅくを買ったのであった。
で、オチは?と聞かれましても…。 なにぶん初めての登場なので…。
片山教授の弟子の中野でした。

ぼくの時の給食

2008-01-22 22:15:49 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

今日はお休みが多かったので、給食のパンをもらって帰ってきました。
「給食の食パンで、みみ残して食ってたやついたよなあ」
早速、藤川先生がパンにマーガリンをぬり始めました。
「中の白いの全部食っちまって、きれいに枠だけ残してたな」
と、けんちゃん先生はメープルシロップをつけてます。
「今はメープルシロップまでついてんのかあ?甘くねえか、これ」
「今はみんな甘いもの好きだからな」
藤川先生、今度はいちごジャムをぬってます。
「それだって、相当甘くねえか」
けんちゃん先生、いやそう。
「俺なんか平気だね」
おとうさんは、たっぷりのマーガリンにたっぷりのジャムをつけて、ぱくっ。
「全く、酒の飲めないやつは…」
「飲んだら飲んだでアレだし…」
藤川先生とけんちゃん先生は、お茶とパンを交互に食べ、
「やっぱ懐かしい味だねえ」
「給食じゃねえと食えねえな」
「そういういや、コッペパンの皮剥いて食ってるやついただろう」
「いねえよ、そんなやつ」
「そうかあ、あ、タケチャンマンライス!!」
「牛乳で炊いたごはんだったよなあ」
「納豆でたか?」
「出た出た」
「牛乳の中に、何か入れてココアにして飲んだよな」
「あ、俺、みかん入れて怒られた」
…(^_^;)。
話し止まらないから、この辺で…。

リンクから“仲間たち”に飛ぶと、(仮)亀梨軍団のお兄さんたちも、給食で騒いでますよ。
見てね。