へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

宿泊学習

2007-05-31 23:52:54 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。
学校の行事で、つくばった山の近くにある青年の家というところに来ています。
山の上にあって、毎年5年生はみんなできます。
詳しいことは、また明日ね

promised you

2007-05-30 23:59:29 | へちま細太郎
ど~も、細太郎の父のピカチです。

のぶちゃんと藤川ねえさんの結婚が、あちこちに騒動をまきおこしている。
あの朴念仁がどうやって、あの全身これフェロモンと、どんな会話をし、どんな風に愛を交わしあっているのか…、そりゃ高校生も興味津々だよなあ。
俺だって、知りたい。知りたいけど、触れちゃならない2人だけの世界もあるじゃないか。
と、そんなことをぼ~っと思っていたら、ZARDの坂井泉水が死んだというニュースがとびこんできた。
もうびっくりだ。
俺は、久しぶりにZARDの曲を聴いた。
「promised you」という曲が流れた時、不意に涙が出てきた。そのとたん、利香の姿がまぶたに蘇ってきた。
「利香…」
と、つぶやくと同時に、動悸がおそってきた。 何だ、これは…。息が苦しい。
「利香…」
耳には利香の声も聞こえてきた。 耳を押さえたが、俺を呼ぶ利香の声が強くよみがえる。 誰が助けてくれ。
坂井泉水の澄んだ声とともに、利香のいたずらっぽい視線が俺の心に突き刺さった。
「利香、利香…会いたい」
だから、記憶の中から俺に笑いかけないでくれ。
「promised you」の歌詞が、俺たちの楽しかった日々を思い出させたのだろうか。まだ、あのころと同じように利香を愛している自分がここにいるということに、今更知らされて、愕然とした。

藤川先生、熱で寝込む

2007-05-29 21:56:40 | へちま細太郎

こんばんは、へちま細太郎です。

前田のぶちゃん先生と藤川先生のお姉さんのできちゃった結婚は、学校中をかけまわったみたいで、藤川先生は頭を抱えてしまい、あげく熱を出して寝込んでしまいました。
どうでもいいけど、自分のうちで寝込めば~
そんなわけだから、ぼくのうちには、藤川家の執事さんの北別府さんという方がみえて、ああでもないこうでもないと藤川先生の枕元でまくしたてているものだから、余計に熱が出ちゃったみたいです。
藤川先生、ほんとにのぶちゃん先生が、いやなんだねえ…
たまに孟宗学院に遊びに行くけど、確かに背が高くてハンサムな前田のぶちゃん先生は目立つ存在だけど、なんかこう…ああ、うまく表現できないや…。
中学校の時体育で教えてもらった(仮)亀梨軍団のお兄さんたちからは、
「ああ、あいつねえ・・・まあ、みた通りじゃん」
というメールが来ました。
ぼく、たまに、(仮)亀梨軍団のお兄さんたちとメールの交換をしています。けっこう、仲良しなんだな。
だから、今回のできちゃった結婚騒動は、(仮)亀梨軍団から学校中に広まったわけで、先生なのにできちゃった結婚なんてさあ、と女生徒たちからバカにされたみたいで、藤川先生はプライドが傷ついちゃったみたいなんだな。
そりゃ、そうだろうな
でも、藤川先生のお姉さんは、とても美人でお金持ちのお姫様なのに、なんで年下のかわりものの学校の先生を好きになったんだろう。
ぼく、それが、一番のなぞなんですけど。
「俺だって、なぞだわい」
と、ぼくのブログを覗き込んだけんちゃん先生が、ぶつぶつ言いました。
・・・、まだいたの、この人
なんなんだよ~


のぶちゃんのプロポーズの言葉

2007-05-28 23:40:44 | へちま細太郎

「プロポーズの言葉、おめえ、何て言ったんだあ」
と、けんちゃん先生。
「いや、だから、しょうがないからできちゃった結婚するか」
と、のぶちゃん先生。
「おめえ、わざとやったんかよ~」
と、不機嫌な藤川先生。
「というかさ、あんたそんな甲斐性あるわけ?」
と、おとうさんが言った時、
「おめえが言うなっ!!」と
、一斉にみんなが言いました。
どうでもいいけど、何で、この人たち、ぼくんちにいるんだろう。

へちま細太郎でした(・_・;)。


また、負けたか(-_-メ阪神

2007-05-28 23:32:09 | 阪神タイガース&F1
何で、大量に点が取られちまうんだよ~
でも、乱闘はいけませんよ、乱闘は…。
と、言いたいが、誰に、球ぶつけてんねん球界の宝、金本だぞっ許さねえ
いくら何でも3球続けての内角攻めは、ぶつけてやるといわんばかりじゃないか。
…って、昨日の遺恨ありありですな。

不可解な大人たち

2007-05-27 23:57:11 | へちま細太郎

こんばんは、へちま細太郎です。

 「ジョニー・ディップ、かっこいい
と、慶子おねえちゃんが言いました。
広之おにいちゃんが家出してからすっかり家事放棄…結婚当初からのような気もするけど…をしてしまい、夜ごはんはうちで食べるようになりました。
でも今日は…。僕の部屋に広之おにいちゃんが潜んでいて、物音もたてずに慶子おねえちゃんが帰るのを待っていました。
「ジョニー・ディップ、かっこいい
また、慶子おねえちゃんは、頬杖をつき、おせんべいをばりっとかじりながら、つぶやきました。
「バカ殿~、あんたのねえさんできちゃった結婚するんだって?」
同じように頬杖をついてテレビを見ていた藤川先生に、けだるそうに聞きました。
「ノーコメント」
藤川先生面白くなさそうな顔をしています。
「あんた、シスコンなの~?」
「んなわけねえだろ、相手が気に入らねえだけだ」
どうやら藤川先生は、お姉さんの結婚相手の前田先生が嫌いみたいです。
「どこがいいんだ?、あんなトーヘンボク野郎の」
「そりゃ、俺が聞きたいね
と、答えたのは、前田先生の親友の緒方憲一郎こと、けんちゃん先生です。
何でこの人、ぼくんちにいるんだろう
「なにがきっかけでそんな関係になったんだ?」
「忘れもしない、ありゃ彼岸の大法要の日だ」
「また何でそんな日に」
「棒斐浄寺の尼さんと一緒に坊さんのかっこうをして現れたんだよ、悪ふざけにもほどがある」
「その姿に一目惚れしたわけ~」
慶子おねえちゃんはあきれた口調で、藤川先生をのけぞって見ました。
「なに考えてんだ、あいつは」藤川先生が吐き捨てるように言いました。
「それは、こっちが聞きたいね
けんちゃん先生は、両手の握りこぶしでテーブルをどんとたたきました。
「ジョニー・ディップかっこいい
慶子おねえちゃんがつぶやきました。
何考えてんだ、この人たちは…


藤川家の大事件

2007-05-26 22:47:24 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

昨日からうちに泊まって、おばあちゃんと盛り上がっていた藤川先生に、早く帰って来い、という電話がありました。何やらおうちであったみたいです。
「まさか、あのじじいがくたばったわけではあるまい」
藤川先生は罰当たりなことを言ってすっとんで帰って行きました。
それからしばらくして、藤川先生のうちの居候になっていた広之おにいちゃんがとんで帰ってきました。
「てえへんだ、てえへんだ、てえへんだ」
「八五郎、どーした」
おばあちゃん、そんなシャレ、時代劇見ないとわかんないよ~(^_^;)。
「何なの」
おとうさんは興味なさそう。
「こ~ちゃんの学校に、背の高い先生いるだろ、中学バスケで優勝させた」
「ああ、のぶちゃんだっぺよ、前田信弘先生」
「そうそう」
「どーしたの、のぶちゃん、またなんかやらかしたの?」
おとうさんは、去年のあの騒動を思い出したのか、とてもいやそうな表情をしました。 「なんか、問題アリなわけ?、その人」
広之おにいちゃんは、おばあちゃんに入れてもらった烏龍茶をずすりと飲むと、疑り深そうな視線を向けました。
「相当な変わりもんだ、とだけ言っておこう」
「そうか、変わりもんか…。なら理解できる」
広之おにいちゃんは今度は、不二家のショートケーキを嬉しそうにほおばりました。 「ショートケーキは、不二家に限るな。烏龍茶によくあうし…」
確かにその通りなんだけど…
「で、なんなの、もったいぶらないで言ったら?
おとうさん、ショートケーキを食べられていらつき気味。
「ああ、そうそう、その前田なんとか?って人と、藤川先生んちの法華(のりか)ねえさん、どうやらできちゃった結婚するみたいだぞっ」
ぶふっ
おとうさんはお茶を吹き出して、
「なんだってええっ
と、叫びました。
こりゃ、大事件だ
つづく