休刊日

…という上手ないいわけをして

おやすみ

昨日から眠気がすごくてね

はい、寝ます

カレーうどん

こんばんは、へちま細太郎です。

土曜日は学食がないので、頼めば寮で食べさせて貰えます。前の日に注文しとかないといけないけどね。
で、今日バスケ部は寮でお昼を食べたんだけど、何かこのプロ級の味に記憶がある。
「もしかしてこの味は…」
ぼくはみんなが涙をこぼさんばかりに貪り食べている時にそっとキッチンを覗いてみたら…。
「おや細太郎くん」
やっぱり…。
「阿部さん、何をやってるんですか？」
「たまにきてるのよ、ここの調理師、私の息子だから」
と、元気よくしゃもじをふってきた。
「う～」
ぼくは急激に食欲をなくしてしまった。寮の先輩たちは、こんなごはんを毎日食べているのか。
と、ふいに料理とは違った一般庶民的なにおいがしてきたのであたりをうかがってみたら、寮に住むバスケの先輩が柱の陰で一人でカップうどんを食べていた。
「先輩は食べないんですか？」
「俺には口にあわねえんだ」
と、ぼやいていた。
「言うなよ」
先輩は気まずそうに頼んできたけど、
「ぼくにもそれください」
と、約束するかわりにカップうどんをもらった。
「おいしいよ～」
ぼくは、心から思ったよ～。
ごめん、阿部さん。

風呂は…

「パパが入ったお風呂なんかに、はいりたくないって言われたんだ～」
と、泣きながら中島教授が喚いていた。
俺が娘でもいやだな、と思ったね。
「風呂を取り替えろと騒ぐんだ」
「なんで」
「鳩山首相も交換したからかえて、そして入っちゃだめ、というんだ」
「う～ん」
こりゃガツンといってやんなきゃな。 家にめったに帰らないからこんな目にあうんだ。 藤川でしたあ～

落ちてました

(-.-)zzZ

あ～っ

陽気のせいだな

警察24時

ビニール袋に口をあてて
はいこちら藤川」と、答える。
柳沢慎吾かっ。
「現在、美都市内近藤方、怪しい人影があると報告～」
「特徴は…」
「身長ふつう体型ふつう性格女好き」
「誰だそいつは」
「おまえじゃあ」
と、広之がバカ殿にとびかかっていった。
テレビを見ていた二人のいつものおふざけだ。
俺にはできねえな。
ピカイチだあ。

小百合のつぶやき

はい、私小百合…。人間じゃないわよ、花の中の花、蘭よ、蘭。
何ですって？カトレア？胡蝶蘭？一緒にしないでよ、蘭は蘭でも原種よ、ベトナム生まれよ…。
ってほんとは親がベトナム生まれで、私は衣笠米穀店の温室だけど。
私はこの世にどれだけの子供たちを送り出したと思って？
あ？しらねえだと？ざけんなっ、こらぁ、蘭がどうやって増えるか、調べてこいやぁ～。
(-.-;)
あらあら、つい汚い言葉を使ってしまいましたわ。
それもこれもあのバカ殿をはじめとする下品な人間たちのせいだわ。 毎日毎日、六甲おろしが嵐のように浴びせられ、闘魂こめてで成長した私にはたえがたいことだわ。おまけに東京音頭もきこえてくるし…。
やだやだ、足があったら出ていきたいわ。
小百合、細太郎大好き。
細太郎のところに行く～。
リポＤ～。
小百合、リポＤ大好き。
おとうさん、汚いから嫌い。
足欲しい～。
(-.-;) と、全身を震わせてみても、
「おー、熊田小百合、元気かっ」
と、バカサッカー部が毎日私をバカにしにくるの。
切ないわ。
「ろおっこお～ろおしにい～」
(`ヘ´) もういや、こんな生活…。
「ちょんぎったろか～、捨てたろかあ～、ほんまにしゃあないなあ」
だまれ、タコ壺！ 私の宿敵…。
「小百合元気かあ～、愛しているよ～」
中島教授～、オヤジはゴメンだわ～。

罰があたって…

こんばんは、へちま細太郎です。

バス停でみたたかひろは、坊主頭だった。
「なんだ、どうした」
水嶋先輩に頭をなぜられ、たかのりはますますうなだれてしまった。
水嶋先輩に言われると、男子も女子もみんな恥ずかしくなってしまうのは、なぜなんだろう。
「おっ、なんだたかのり、まさか坊ちゃんにやられたか」
久しぶりに登校した高３のラグビー部の先輩にこずかれた。
「くいもんで遊んだな」
さすが、元はサッカー部の先輩たちは、藤川先生の性格を飲み込んでいる。
「よくわかるなあ」
たかひろは感心している。
ん？ちょっと待てよ…ってことは、木曜日にかつお梅で遊んだしんいちも同じようなめにあってるな。
ということで、学校につくなりしんいちのクラスに行ってみた。
ああ、やっぱり…。
頭をタオルで巻いたしんいちが、ショボンと座っていた。 う～ん、坊主頭はないんじゃないかと思うけど、賞味期限のきれた食べ物なら誰だって遊んじゃうよな～と思った。
けど、この話をきいた桜井先生が、
「私は食うぞ」
と言い、
「罰当たりめ」
と、恩師の片山教授と喧嘩したそうだ。
たくましい人たちだ。

やすみ

なんにもしないで１日が終わっちゃったぜ

眠いよ～

土曜日の恥ずかしい出来事

こんばんは、へちま細太郎です。

オリンピックにハマっている藤川先生と久保田先生が、
「スノボだあ」
と、タコ壺保健室の前で腰パンでスケボーをやっていた。
「ハーフパイプっ」
「マック」
「コーク」
「ペプシ」
「ねえよ、うんなもん」
二人はスケボーをガーガーさせて、芝生のある広場へ乗り入れたりして遊んでいた。
「何をやってんだっ」
と、中から突然怒鳴り声が聞こえてきた。
「げっ」
「ありゃ、休みじゃないの」
中から出てきたのは、匿名希望の東山先生だった。
「何バカなことをやってんだっ」
ずんずんと二人に近寄って、首ねっこを捕まえた。
「おまえらっ、チョコ食べたろっ」
「仏壇みたいに飾っておくからだっ」
「うまかった」
藤川先生と久保田先生は、東山先生が手にしていたあのパフィオ・ペディルム・ペンダントグッズの花を顔面に押し付けられた。
「死ぬ～」
藤川先生の悲鳴に、中島教授も飛び出し、
「小百合になんてするんだっ」
と、とんでもない騒ぎになった。
「土曜日でよかったな、おい」
けんちゃん先生がぼつりとつぶやいた。
ほんと、土曜日でよかったよ～。

休刊

気がついら、落ちてました

だめだ また落ちそ～

おやすみなさあい

(-.-)zzZ