紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

梅酢に赤紫蘇 家内の「よもやま話」

2017年07月21日 | 我が家の食&漬物作り

今日は梅酢に赤紫蘇を入れて赤くする作業。

赤い梅酢の使い途は、瓶詰した「白梅干し」に入れるだけでなく、ショウガをつけると紅ショウガができるなど多用途に使えるし、何より長期保存できるのがいい。

赤紫蘇を入れる作業は、家内の管轄。その作業風景を覗いてみた。

①家内が朝から直売所で買ってきた「赤紫蘇」3束:買ってきた時のよもやま話(後掲)を延々と聞かされた

 

②「葉っぱを取るのが手間なんや」と言いながら、一枚一枚むしってた。水洗い後、「塩を振ってよく揉まなアカンのや」と言いながら、口も手も動いてた。

③保管してあった「梅酢」に、「揉んだ赤紫蘇」を投入した。

④梅酢に馴染むようにと菜箸でかき混ぜていた。少し色づいた。

数日おけば、梅酢がピンク色になってくるという。

「昔、おばあちゃんが太陽にあてていたけど傷む気がするのでしない。あれって、色を良くするためにしてたのかなあ?」と聞かれても、「さあ?」と答えるしかなかった。

<赤紫蘇を入れる前の梅酢:1瓶・2升入りなので全部で6升の梅酢>


(※)聞かされた鼻息荒い「よもやま話」

直売所に着くと開店前で閉まってた。赤紫蘇が店頭に並んでるかどうかを見ようと、会員帽子をかぶり会員証をぶらさげバックヤードから入った。

店頭になかったので顔見知りの店員さんに聞くと、「昨日まであったけど、商品が傷んでたので下げた。今日、出てくるかどうかはわからない」と言われた

そこで、別の直売所に走ったが、そこにもなかった。「もしや」と思って引き返したら、赤紫蘇がいつの間にか出荷されていた。

「何人かが出していたけど、この赤紫蘇にした。立派な葉やろ。エエやろ。これ手に入れるの、走り回って大変やったんやで!」とさ。


今朝の一汗

2017年07月21日 | 我が家の食&漬物作り

朝から、一汗かいた。いつもは1時間弱だが、今日は3時間近くかかった。途中、家内が作った朝食を外のベンチで戴いた後、作業を完了。シャワーを浴びて、今日の家庭園芸はこれで終了。

1.カボチャ

これまで必要な都度、2つ・3つ収穫してきたが、熟してきたのを放置しておく訳にはいかないので10数個収穫した。残りは数個となった。

2.バナナ瓜

奴(アライグマ)に食い荒らされたバナナ瓜。防御作戦の一手目は失敗したが、二手目が成功。ただ、収穫の都度、ネットや鉄パイプを取り除くのが面倒で、ついつい放置しがち。熟し過ぎは廃棄した。「しゃーないか(仕方がないか)」

3.スイカ

貴重なスイカ:第6号・7号。残りは1個。ただ、着果時期不明ながらサッカーボール大のスイカが、約10個転がっている。盆前に「エイヤッ」で収穫か?

4.ミニトマト・中玉トマト

昨日の収穫分がなくなっていたので、とりあえず、少しだけでもと収穫してきた。

5.きゅうり・なすびの「ぬか床」管理

日課となっている「➀前日のぬか漬けを取り出し②ぬか床を上下反転混ぜし③収穫した「きゅうり・なすび」を漬け込む」作業。ぬか床も自分も疲れが目立ってきた。


エー こんな「シャーベット」あるんや!

2017年07月20日 | 旅行・街歩き・お店・写真

「珍しいシャーベット見つけたので送ります。冷凍してから食べて!」と、昨日、大阪に住むイトコから電話があった。

このイトコ、食や味にこだわっていて、美味しい食べ物や珍しい食べ物を見つけると送ってきてくれる。包装紙は難波・高島屋だし、フランス語混じりなので「こだわりの一品」みたいだと直感した。

早速、冷凍庫で凍らしから「清見オレンジ」を食べてみた。食べたことのない美味しいシャーベットだった。たまたま入ってきた孫に分けると、「これ、美味しい。これ、何?」と聞いてきた。


さつま芋苗 植えて2・3日目 炎天下なのに苗が「直立不動」していた!

2017年07月20日 | 家庭園芸&直売所

7/17~18日に植えた「さつま芋苗」。

前日の炎天下が気になり、7/20の今朝、様子を見に行った。

植えた時の苗が、「そのままの状態で直立不動」しているのをみて、「ヨッシャー」と叫んでしまった。

予想通りだったが、「シャキッ」とした元気な苗を見ると心が弾んできた。


<差し込む朝陽をものともせずに、直立不動しているさつま芋苗>

<萎れた葉が見当たらない。完璧だ!>

<根が活着するまで保護したげるから、心配せんといて!>


世間の声に後押しされた「さつま芋」? 苗が萎れない奇抜なアイデアで・・・

2017年07月19日 | 家庭園芸&直売所

今年は、「さつま芋畑」も「自分」も休養だ! イヤ、ズル休みだ! と決めていた。

ただ、アチコチで楽しみにしてくれている人達がいるので、「100株の安納芋」だけは植えておいた。雑草防止と秋冬の野菜作りがしやすいようにと、芋畑に元肥えや殺虫剤を撒き、畝を作り、マルチをかぶせ休養中だった。

 

それから1~2カ月。

その間、通りすがりに我が畑を目にした「ご近所さん」・「知人」に出会うと、

「きれいに畝、準備してるやん。何、植えるん?」

「さつま芋、植えるんと違うの?」

「エー 何にも植えへんの?」

「遊ばしとくとの、もったいない!」

「さつま芋、植えたらエエのに!」

などなど、耳が痛くなるほど多くの声を聴いてきた。

 

そんな世間の声に後押しされ、重い腰を上げ、「安納芋」を植えることにした。

昨日、1昨日の2日間で「250株余りの安納芋」を植えた。作業開始は、熱中症と苗の萎れるのを避けるため、陽射しが弱まる15時から始めた。昨日は、日が暮れて暗くなり、街燈の薄明りだけを頼りに作業を続け、終わると19時半だった。

まだ、休養中の畑が残っているものの、これで世間様も温かく見守ってくれるものと思っている。

<我がこだわり>

植えるとなれば、「植えた苗が萎れるのがイヤ」という我がこだわりもあり、手間のかかる作業となった。そのため、暑さしのぎにと、根が活着するまで「日除けネット」を張っておくことにした。

さらに、苗の萎れるのを防ぐため、簡易スプリンクラーを日中は回しっ放しにし、「ショボショボ雨」が降って涼しくなるようにした。地下水は15度Cほどなので、苗も生き生きと育ってくれるはず。

①日除けネットと簡易スプリンクラーで保護された苗(こんな奇抜なことをするのは、世の中にそうそうはいない・・・でも世の中は関係ない・家庭園芸は自己満足の場だ!)

②苗が生き生きしていると、嬉しくなってくる

③休養中の畑も残っているが、これぐらいだと皆に心配されることもなさそう


週一度の「いきいき100歳体操」 重りを増やしてみたら・・・

2017年07月19日 | 家庭園芸&直売所

手脚の筋力強化と世話役を兼ねて参加している「いきいき百歳体操」。

始めて1か月経った昨日からは、町の保健婦さんも指導に来ない。「自分達の自主活動」となった。

脚の筋力に年々衰えを感じているものの参加者に比べると健常なだけに、自分だけ手足につける「重り」を増やしてみた。

「ウン 何も変わらん?」

「我が脚、未だ衰えず!」

自己満足にひたりながら同じ動作を8回・9回と繰り返していくと、腿の筋肉が疲れだした。

「オー エエヤン この重り! ストレッチできる!」

まだまだ増やしていける重り。

3か月後にどんな筋力が脚についているのか、楽しみになってきた。


今日の朝食 早朝の一仕事を終えて

2017年07月17日 | 我が家の食&漬物作り

朝、起きてすぐ、冷蔵庫に冷やしてある「すいか」を1切れ・2切れ食べるのが習慣となっている。「大玉すいか」のシャリシャリ感とジューシーさと甘さが、心身をシャキッとしてくれる。

「よし」と気合を入れ直し、畑で野菜を収穫したり、ぬか漬けを手入れするのが早朝の一仕事となっている。

一仕事が終わってから、朝食づくりにとりかかる。

<今日の朝食>

①我流サンド:食パン2/3にベーコンと卵焼きを挟み、残り1/3にはラーマを塗った

②デザート:すいか、桃、バナナ瓜、ミニトマト

<今朝のぬか漬け>

ぬか床がよく発酵しているので1昼夜も漬けると、酸っぱい「きゅうり」ができる。発酵しまくり食品となる。これを好む人も多い。

そうでない人向きには、漬け込み時間を数時間~半日程度にし、酸っぱくない「ぬか漬け」を作っている。

漬物にはイボイボがある「四葉(スーヨー)」を漬け込むことが多い。

 

 

 

 


梅干し できた!!!

2017年07月16日 | 我が家の食&漬物作り

「梅干し」ができた! 

振り返ってみると、3月に花が咲き、6月中旬に収穫し、塩漬けすること約1か月、4日間の天日干しを終えて、とりあえずの「白梅干し」が出来上がった。

天日干し4日目の今日、目には見えないが付着したかもしれない空気中のホコリやチリを水道水で洗い流し、数時間、乾かした。その後、35度の焼酎で殺菌してから「瓶詰」にするのが我が流儀。

これで昔ながらの酸っぱい「白梅干し」が完成。このままで食べる年もあるが、今年は、保存しておいた梅酢に赤シソを入れ、「真っ赤な梅酢」を作ることにしている。

「白梅干しの瓶」に「真っ赤に染まった梅酢と赤シソ」を流し込むと、我が家の昔ながらの「真っ赤な梅干し」ができる。


<①「白梅干し」の瓶。ここに「真っ赤に染まった梅酢と赤シソ」を流し込む予定>

<②4世帯に1瓶ずつ。残る2瓶は、後日「梅干し、食べてしもた!」と連絡があった時、追加で小分けする梅干し>

<③蓋の上には必ず製造日を記入しておく>

我が家の貯蔵庫には、なぜか2000年に作った普通梅が1瓶、2008年に作った南高梅が2瓶、それぞれ梅酢につかったまま眠っている。味見をしたが美味しかった。梅干しって凄い!


仲良しキューリ!

2017年07月16日 | 家庭園芸&直売所

キューリは節毎に実をつけるので、絡み合うことはない。

なのに、このキューリ4本、仲がいいのか1カ所に集まっている。もしや、「仲のいい兄弟?」 それとも「オバチャン達の井戸端会議?」

アレコレと想いを馳せながら、しばし、楽しませてもらった。


天空のジャンクションを走った・・・

2017年07月16日 | 旅行・街歩き・お店・写真

昨日、野菜や漬物を積み込んだ不定期便が「天空のジャンクション・和歌山JCT」を走った。

家内が準備した野菜や漬物を積み込み、外孫の顔をみに嫁いだ娘宅に行ってきた。

その道中、見晴らしのいい「和歌山JCT」を走るのも楽しみの1つ。阪和道の和歌山方面から京奈和道へ入るよりも、京奈和道から和歌山方面の阪和道へ入る方が見晴らしがいい。和歌山市内が一望できるし、空中を走っているような気分になる。

助手席の俄カメラマン、山の景色が好きなのか、見下ろす街には見向きもしなかった・・・


バナナ瓜 また奴(アライグマ)にやられた 次の一手はこれだ!

2017年07月16日 | 家庭園芸&直売所

先日、無防備だったバナナ瓜が奴にやられたので、蔓の上から、直接、二重にネットをかぶせておいた。

やられた。防御できなかった。下から潜られた。10数個以上、食い荒らされていた。

まだまだ実がなっているので、早々に「白旗」を上げる訳には行かないし・・・ 今から「スイカ」のような本格的な防御をするほどの気力もないし・・・ 

どうしたものやら。手間がかからず奴を下から潜らせない有効な手はないものか」。しばし考えた。次の一手を思いついた。ネットの外周に鉄パイプをくくりつけた。

「これを掻い潜られたら、しゃーないか(仕方がないか)」

<防御作戦:今回の一手>

<防御作戦:前回の一手>

考えてみると、奴との闘いは防御作戦だけ。攻撃は最大の防御と言うけれど、そんな手は思いつかない。「藤井聡太四段、知恵を貸してくれ!」


梅干し作り あと一息! ピザトースト:ごちそうになります!

2017年07月15日 | 我が家の食&漬物作り

塩漬けした梅の天日干し作業が3日目となった。日中は庭で天日干し、夜はカーポートの下で夜露をしのぐ。

朝、天日干しの前には1粒・1粒裏返す。この裏返し作業が丁寧さと根気のいる作業で、自分の最も苦手とする分野。でも、梅干し作りには欠かせない作業。早朝だけに助っ人はいない。今朝も中腰姿勢で約40分かけて裏返し、天日干しした。

今宵は夜露にあてるので、カーポートに取り込まない。明日、裏返しと天日干しすれば、梅干しが出来上がる。もう一息! 頑張るぞ!

 <梅の天日干し、明日が千秋楽だ!>


梅干し作業から戻ると、家内が珍しく朝食作りにとりかかっていた。

聞けば、ピザトーストを焼いているとのことだったが、どうも単品だけらしいので、あわてて桃とバナナ瓜をデザートに追加した。

久し振りに家内の朝食を戴いた。今日は個食でなかった。

<家内が用意してくれたピザトースト:ハイカラな食べ物やなあ・・・>

<自分が追加したデザート:桃&バナナ瓜>

<今朝は個食でなかった!>


エー まさかの雨? 梅干せない!

2017年07月14日 | 我が家の食&漬物作り

梅雨前線は東に去って雨は大丈夫と判断し、昨日から梅の天日干しを始めた。夜露にさらすのは早いと、夕方、カーポートの下に取り込んでおいた。

早朝4時頃のザーザー降りは、局地的な通り雨で間もなく通り過ぎた。

天日干しの前にと、カーポートの下で1粒・1粒裏返ししていた時のことだった。「まさかの雨」が降り出した。

不安になってスマホで天気図や雨雲レーダーを調べると、梅雨前線は遠くに行っているのに、雨雲が次から次へと紀伊半島を通過中だった。

自分にとっては、朝から番狂わせの出来事だった。

「しゃーない・しゃーない(仕方がない)と、カーポートの下で待機する梅干し」


梅雨が明けたと判断 炎天下 梅を天日干し

2017年07月13日 | 我が家の食&漬物作り

梅雨前線が東へ去ったと判断し、梅を天日干しする絶好のチャンス到来とばかり、スマホに入ってくる熱中症危険情報をものともせず作業した。

 6/15に梅を塩漬けして約1か月、例年なら何回かカビが出ないようにかき回したり、出ているカビを取り除いたりするが、今年は何もしなかったのにカビ1つなかった。塩漬けの時の焼酎殺菌が効果を発揮したみたい。

おかげで、きれいな梅酢もたくさん採れた。

作業開始から片付け終えるまで約2時間かかった。「熱中症危険情報」が出ていただけに、作業を終えた時は飲み物以外は喉を通らない程、さすがに体はグッタリだった。でも、気になっていた「天日干しができた」ので、心はすがすがしかった。

<写真:庭に天日干し>

<写真:1か月間の塩漬け期間中、撹拌するのをすっかり忘れていたのにカビが全くなく、小躍りした。南高梅の主産地・みなべでは定期的に撹拌機を回し、カビが発生しないようにしているとか>

<写真:きれいな梅酢。多すぎても使い途がないので、入りきらなかった分は捨てた>

我が家や息子・娘・孫達全員、梅干し大好き人間ばかりで、しかも昔ながらの酸っぱい梅干しでなければい食べない。なので、4世帯が1年間に消費する「酸っぱい梅干し」を、毎年、頑張って作っている。

※梅が酸っぱいのは「クエン酸」が多い証拠。調味料で甘く二度漬けした梅干しは、クエン酸が少ない。「酸っぱい梅干し」こそ、梅本来の成分がタップリ入っている

※我が家の梅干しは塩分18%なので、減塩を気にする人には向かない。汗がダラダラ流れる夏場には、我が家では貴重な塩分補給源ともなっている。