梅雨前線が東へ去ったと判断し、梅を天日干しする絶好のチャンス到来とばかり、スマホに入ってくる熱中症危険情報をものともせず作業した。
6/15に梅を塩漬けして約1か月、例年なら何回かカビが出ないようにかき回したり、出ているカビを取り除いたりするが、今年は何もしなかったのにカビ1つなかった。塩漬けの時の焼酎殺菌が効果を発揮したみたい。
おかげで、きれいな梅酢もたくさん採れた。
作業開始から片付け終えるまで約2時間かかった。「熱中症危険情報」が出ていただけに、作業を終えた時は飲み物以外は喉を通らない程、さすがに体はグッタリだった。でも、気になっていた「天日干しができた」ので、心はすがすがしかった。
<写真:庭に天日干し>
<写真:1か月間の塩漬け期間中、撹拌するのをすっかり忘れていたのにカビが全くなく、小躍りした。南高梅の主産地・みなべでは定期的に撹拌機を回し、カビが発生しないようにしているとか>
<写真:きれいな梅酢。多すぎても使い途がないので、入りきらなかった分は捨てた>
我が家や息子・娘・孫達全員、梅干し大好き人間ばかりで、しかも昔ながらの酸っぱい梅干しでなければい食べない。なので、4世帯が1年間に消費する「酸っぱい梅干し」を、毎年、頑張って作っている。
※梅が酸っぱいのは「クエン酸」が多い証拠。調味料で甘く二度漬けした梅干しは、クエン酸が少ない。「酸っぱい梅干し」こそ、梅本来の成分がタップリ入っている。
※我が家の梅干しは塩分18%なので、減塩を気にする人には向かない。汗がダラダラ流れる夏場には、我が家では貴重な塩分補給源ともなっている。