少し前から思っていた。
果樹や庭木の葉っぱが生い茂り、見回っても毛虫やカミキリなどの害虫が発生していてもみつけにくく、殺虫剤を散布するしかないと。
しかも葉が生い茂っている果樹や背丈の高い庭木には、動力噴霧器(動噴)でないと薬液は届かないと。
・・・動噴 修理・・・
もう20年以上はお世話になっている動噴。1年に1回使うか使わないかの動噴。
数日前、始動するかをチェックしてみるとエンジンがかからなかった。すぐに農機店に持ち込んだ。点検してもらうと、エンジン始動だけじゃなく、運転モードスイッチや給水管やメーターやベルトなどの不具合も見つかり部品交換してもらった。
<修理が終わった動噴>
・・・薬剤散布・・・
カッパを着て頭もフードで覆い、マスクをつけての農薬散布。この炎天下、農家みたいな空調服も持っていないので薬剤散布するには覚悟がいった。
太陽が昇ってこない早朝から準備にとりかかった。家内もホース引きを手伝いに来てくれた。
<地区の農耕者用の共同給水栓で給水:300L>
<動噴始動:撹拌機が薬剤と水をかき混ぜてくれている>
<散布する噴口は、ピストル型をした通称「鉄砲」>
手元の調節で、高い木には5~6m先まで噴霧したり、低木には2~3mで拡散噴霧させたりできる農家も使っている噴口。
・・・お天道様のお陰で・・・
早朝から準備を始め、果樹や庭木へのたっぷりの薬剤散布が終わり、洗浄したり機材を片付け終わるとAM9時だった。
天気予報をみて、途中から昇ってくる太陽に照りつけられるのを覚悟し、スポーツドリンクを用意し小まめに休憩しながら作業するつもりだったが・・・
作業時間中は、なぜか太陽が雲に隠れて一度も顔を出さなかったのに、片付け終わった途端に太陽が照りつけ始めた。
こんな不思議なこともあるのかと、家内ともども「びっくりぽん」した。
きっと、お天道様が我が体を気遣ってくれて、雲で太陽を隠してくれたに違いないと思った。
晴天続きの暑い夏の日、ありえない事象に感謝するばかりだった。
・・・薬剤散布後は・・・・
シャワーで汗を流したあと、心地よい気分でオリンピックや夏の大会をテレビ観戦させてもらった。
競泳女子400m個人メドレー決勝では、逃げ切りをはかる大橋選手に「頑張れ! 頑張れ!」 「ヤッター!」と大声を張り上げてしまった。金メダル、おめでとう!
夏の県大会準決勝では、智辯和歌山と市立和歌山の勝ちっぷりを拝見した。小園投手・松川捕手という全国レベルのバッテリーを擁する市立和歌山、全試合コールド勝ちとは・・・ 片や智辯和歌山は準々決勝でタイブレークの苦戦を強いられた。市立和歌山バッテリーと智辯和歌山打線の対決、決勝が楽しみ!
女子ソフトボールでは、カナダとのハラハラドキドキする息詰まる熱戦を見るのに疲れ果てた。上野投手も粘り強く投げてくれたが、救世主:後藤投手のリリーフぶりは圧巻だった。タイブレークでのサヨナラ勝ちに、思わず「ヤッター!」と叫んでしまった。これで銀メダル以上確定。勝っても負けてもいい予選のアメリカ戦、後藤投手も上野投手も温存しとかなきゃ・・・