紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

アライグマ対策で「すいか畑」をネットで覆った スイカも着果し始めた ハプニングが・・・

2017年06月03日 | 家庭園芸&直売所

体調不良で延び延びになっていたアライグマ対策の「すいか畑の全面ネット張り」をやっと終えた。

スイカの蔓が伸び始め着果もしているので、荒らさないようにネットの天井をどう張るかで手こずってしまった。苗を植え付ける前に天井だけでもネットを張っとけばよかったと後悔するばかり。いつも杭打ちやネット張りは自分1人でしているが、今回は家内が手伝ってくれたので、伸び始めたスイカ蔓を殆ど踏み荒らしたりせずにネット張りができた。

<ネット内の作業がしやすいようにと、天井の高さは2m>

<玄関のつもり。いつも作るのに頭を悩ます>

<今年は植付場所の関係上、長方形崩れになったので作業に手間取った>

スイカの受粉は蜜蜂さんにお任せするつもりだったが、飛んでるのをみかけないので、数日前から自分で受粉し始めた。受粉した雌花には無印の棒を立てておき、その後、着果したことを確認した時点で色テープを巻き、収穫時期の目安にするのが我が流儀。

色テープは白・黄・赤の3種類を使い分け5日単位に色を変える。順番は、まず1本線の白で5日間・黄で次の5日間・赤でその次の5日間と3種類で15日間に着果したスイカが確認できる。以下、白白・白黄・白赤の3種類の2本線で次の15日間、さらに黄白・黄黄・黄赤の3種類の2本線で15日間などと使い分けている。収穫時は45日前後経った色棒のスイカを対象に、ツルのヒゲやお尻の具合や縞模様の濃淡などを比較しながら収穫の優先順を決めている。

今、すいか畑には5月末に着果したことを表す白いテープの色棒が7本、受粉したばかりの無印の色棒が13本立っている。

今日、ハプニングに出くわした。それは、スイカのネット張りをしている時だった。

脚立の上から何気なくやった視線の先に1匹の動物がいた。脚立の上で作業中なのに、物音や鳴き声や匂いがしたわけでもないのに、なぜ10mも離れた別の場所に急に視線をやったのか自分でも不思議でならない。指をさしながら家内に「アレッ! アライグマと違うか!」と。奴もこちらに気づいたらしく、立ち止まり、しばらく様子を伺っていたが、すぐに小走りで水のない排水路に消えた。

捕獲器に入ったアライグマはみたことがあるが、畑で直接みかけたのは初めてだった。奴は夜行性だとばかり思っていたのに・・・ しかも、奴のための対策でネット張りしている作業中に出会うなんて、奇跡的な出来事としか思えない。まさか、偵察に来た訳ではあるまいし・・・?



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