気ままでオフシーズン中の家庭園芸といえども、ときおりは畑を見回ったりする。
1.レモン
いい色になっている。家内や誰からも「ほしい」と言ってこないので、木になったまま。収穫し「どう?」声をかければ、需要はある。
トゲがあって厄介な木だし、いっそ伐採してしまおうかなあ・・・とも考えたりしている
2.レモン・レモネード
日本で数人しか生産していないらしい「レモン・レモネード」。数年前、ホームセンターでみかけた時は、「聞いたこともないし、どんな味がするんやろ」と興味本位だけで苗を買った。希少な品種だとは知らなかった。
味は、グレープフルーツに似ていてレモンみたいには酸っぱくない。「これ、美味しい」といってくれる家族がいるので、今も栽培している。自分は食べない。
3.不知火(市場では、デコポンとして知られている)
小さい木が1本なので10数個ほどしか収穫できない。デコポンとして出荷している近所の農家からもらって食べるのが楽しみ。大きさも味も大きく劣る我が家の「不知火」、いずれ伐採の運命にある。
※1 デコポンは、不知火の中で糖度13度以上・酸度1度以下の高品質な果実だけにつけられた商標名で品種名ではない。熊本で商標登録されたが、全国のJAグループでもその使用が認められていて、品質チェックされ、「デコポン」として出回っている。
※2 不知火(しらぬい)として出回っている果実の中には、「デコポン」と同品質のものもあれば、そうでないものもある。我が家のは「不知火」だが、隣地の農家で作られている「不知火」は「デコポン」として出荷される。
4.紅八朔
八朔の生産量日本一は和歌山県。数年前、「紅八朔」という珍しい品種をみつけたので苗を2本買って植えた。ただ、見た目も味も、八朔との違いはわからない・・・
5.小梅
1~2割咲きになってきた。蕾もギッシリ。昨年、たくさん漬けたら家族に好評だったので、伐採予定リストから除外した。かいよう病対策を忘れたらアカン!
5.南高梅
蕾がパラパラ。大粒で果肉が多く、まさに梅の王様。ただ、大きいので「梅、食べたい」という気が充実しないと1個は食べられない。小粒な小梅に足元をすくわれることも多い。
6.大梅
蕾がギッシリ。開きかけの蕾もアチコチに。親の代から伝わる梅で品種名は不明。南高梅と違って自家受粉してくれるし、毎年、たくさん実をつけてくれる有難い木。
1粒の大きさが南高梅と小梅の中間ぐらいで、使いやすくて食べやすく、我が家の梅干しの主役。ただ、摘果が大変だ・・・
暖冬なので、果樹達がこれからどう反応してくるか。無力な人間は、ただ見守るしかない。