紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

体内年齢を測って「びっくりぽん!」

2020年01月26日 | 田舎暮らし&家族

先日、ジャパネットから届いた誕生日特典チラシで、「体内年齢」・「足腰年齢」が測れる体重計(体組成計)があると知って、すぐに注文した。

届いたので、早速、使ってみた。

日々、体を鍛えている訳でもなし、食生活に気をつけている訳でもなし、古稀も過ぎているので、どんな結果が出るのか、こわごわと体重計に乗ってみた。

好奇心と不安が入り混じっていたのは、2項目だった。

何と、体内年齢が「56才」と表示された。あまりの若返りに小躍りした。全身に占める筋肉の割合が高く、基礎代謝量も高かったことが若さの要因だった。

続いて表示された足腰年齢は「65才」だった。若かったのでホッとした。体重に占める脚部の筋肉量の割合が高かったのが若さの要因だった。

最後に「体型」が「5」と表示された。意味がわからなかったので調べてみた。Goodだった! 最高やん!

振り返ってみた。ときたまの家庭園芸、週1回集まる筋トレ体操、思いついたときにするラジオ体操・腹筋・腕立て伏せ・ウォーキングマシン、青春クラブのカーリンコン大会、日頃の食生活などが、この若さを引っ張り出してくれたのだと思った。

よく考えてみた。

『今は子どもがオモチャを買ってもらって、ワイワイはしゃいでいるようなものや。半年後・1年後どころか、元気でいられる間は、ずーと「この計測結果」「この若さ」を維持できるように日々を過ごしてこそ、いいモノを買ったことになるんやで!』

自分に言い聞かせておいた。

とりあえず1週間に1回程度は計測するようにし、記録していこうと記入用紙を準備した。

・・・・・TANITA 体組成計・説明書から主な項目のみ抜粋・・・・・

体内年齢体内年齢とは、体組成と基礎代謝量の年齢傾向から測定した体組成のデータが、どの年齢に近いかを表しているとのこと。

体組成体組成とは、体を構成する組成分で「脂肪」「筋肉」「骨」「水分」など。それらの組成分は、それぞれによって電気の通りやすさが異なるため、電気抵抗によって体組成が測定できる。

基礎代謝量呼吸をする・心臓を動かす・体温を保つなど、生きていくために最低限必要なエネルギーのことで、肉体的・精神的に安静状態にある時に、呼吸器・循環器系・神経系、肝臓や腎臓などの臓器がわずかに活動している状態に必要とする必要最小限のエネルギー。※臓器別に見ると、筋肉・肝臓・脳がほぼ2割ずつを消費しており、筋肉の少ない人は基礎代謝量が低くなります。 一般に男性に比べ女性の基礎代謝量が低いのはこのためです。(ネットから引用)

筋肉量この機器では、骨格筋・平滑筋(内臓など)と水分量を含んだ値を表示。筋肉量が減るとエネルギー消費も減るため、脂肪が蓄積されやすくなり、生活習慣病の原因にもなる。

足腰年齢足腰年齢とは、体重に占める脚部の筋肉量の割合が、同年代と比較して多いか少ないかを年齢に置き換えて表現したもの。5才刻みで表示。

体型判定体脂肪率と筋肉量から、9つのタイプに分類。

 

・・・・・せっかくの機会なので、いろいろ調べてみた・・・・・

<NHK健康チャンネル:国立長寿医療研究センター 副院長 荒井秀典>より抜粋引用

筋肉量と健康・寿命の関係

筋肉量は、筋肉を構成するたんぱく質の代謝(合成と分解)によって決まります。合成が多ければ増え、分解が多ければ減りますが、この代謝には加齢と生活習慣が深く関わっています。

筋肉の量が減ると、転倒したり、病気にかかったりするリスクが増えます。また、筋肉量が多いほど長生きできることもわかってきました。

成長していくにつれて筋肉の量が増え、20歳ごろまでは、筋肉の組織は太く長くなっていきます。そして、20歳ごろを過ぎると少しずつ筋肉量が減っていき、70歳代では20歳代の4割程度に減少します。特に、30~50歳代の中年期にあまり運動をしないで過ごすと、筋肉が急激に減少する可能性があります。

最近、75~84歳の高齢者の歩く速さと、10年後の生存率を調べた研究で、筋肉の量が多いほど長生きできることがわかってきました。普通以上の速さ(毎秒1.4m以上)で歩けるグループと、歩行速度が遅い(秒速0.4m未満)グループとを比べると、10年生存率に3倍程度の開きがあることがわかったのです。

この結果は、歩くのが速い人、すなわち筋肉量が多い人ほど長生きできることを表しています。今、歩くのが遅い人も、運動や適切な食事などによって速く歩くことができるようになれば、生存率を伸ばすことが可能です。

筋肉量の減少で高まるさまざまなリスク

加齢に伴い、筋肉量は減っていきますが、筋肉が減ると、肺炎や感染症、糖尿病などさまざまな病気のリスクも高まります。

筋肉はエネルギーの貯蔵庫で、血糖値の調整を行う働きがあります。食事をとると、血液中の糖が多くなります。糖の一部は脂肪にも蓄えられますが、多くは筋肉にため込まれます。筋肉の量が減ると、糖をためておく場所が少なくなるため、糖を調節する力が低下して血糖値が変動しやすくなり、糖尿病になる可能性が高まります。

また、筋肉が減ると免疫機能が低下し、肺炎などにかかる人が多いことも報告されています。厚生労働省研究班の報告(2015年2月)では、筋肉量の少ない高齢の男性は、多い男性に比べて死亡率が約2倍になるとの調査結果がまとめられています。

長いブログをお読みいただき、ありがとうございました。御身、大切に!