紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

歯の治療 対処療法で逃げ切れたかも・・・ 自分が通う歯科医院とは

2018年03月15日 | 旅行・街歩き・お店・写真

歯の治療が、対処療法で逃げきれそうになったことで、ホッとしている。

通常の治療をすると相当な期間がかかるはずだったが、歯茎切開という対処療法をお願いした。切開した傷口もふさがり、傷口を消毒してもらって治療が終わった。腫れも痛みもなくなった。再発しなければだが・・・とりあえず逃げきれた! 

昨夜は、準備してきた青春クラブの総会も終わった!

気がかりだった2つが終わったので、万々歳! 気分上々なので、お世話になっている歯科医院の心地よさを一言。

歯医者さんは人一倍苦手な自分。痛くて辛抱できなくなってからでないと駆け込まないし、対処療法だろうと何だろうと早く終わらせることばかり考える。痛みさえ止れば、出入りしたくないのが我が性分。

そんな痛い時だけの神頼み代わりの自分なのに、お世話になる歯科医院はいつも優しく接してくれる。他とは雰囲気も違う。

まず、患者に対する歯科医の腰の低さにビックリする。膝を折り曲げ、椅子に座った患者より低い位置から症状を聞いたり治療方法を説明してくれる。言葉遣いも話し方も患者に優しい。

また、歯科医の看護士に対する言葉使いを聞いてビックリする。年若い看護士であっても、処置を指示する時は「〇〇さん、〇〇をお願いします」と丁寧語で口調も優しい。

そういう医院だから、受付や看護士も患者への接し方・話し方も教育が行き届いている。

「患者様は神様です」みたいな真心を感じると、患者は「治療も真心込めてしてくれるはず」と安心・信頼する。

歯科医の傷口消毒が終ったあと、娘と変わらないような年頃の看護士から「歯石を取ってから相当期間が経っていますが、どうされますか」と尋ねられた。優しい雰囲気で聞かれると、「結構です」なんてそっけない返答はできない。

「歯石を取った方がいいと思っています。が、今でも歯の隙間に食べたものが挟まるので、食後は爪楊枝を使っています。歯石を取ると、今以上に食べたものが挟まると思いますので、できたらもうしばらく様子をみたいと思います」と丁寧に素直に返答した。

看護士さん、笑顔で「そうですね。困ったら、いつでも来てください」と。

気持ちよく歯科医院を後にした。この心地よさ、歯科医院でなかったら毎日でも通いたいくらい。

が、帰宅してからのこと。この歯科医院はいつも本気で真心込めて真っ向勝負してくれているのに、対処療法という変化球で逃げまくる自分が情けなく思えてきた。でも、これは性分だし自分の持ち味なんだし、まあ、エエか。