今日も汗ばむ陽気だった。
近隣のみかん農家は、剪定も終わり、春マシン(マシン油乳剤)も散布し終わり、春肥えも撒き終わっている。我が家庭園芸の八朔・不知火・レモン・レモネードは、可哀そうに放置されたまま。今日、遅まきながらも、剪定しながら枝を焼却した。
<剪定直後なので煙の量がすごい。火事と間違えられないよう少しずつ燃やした>
晩秋に撒くつもりだった10袋の「発酵鶏糞」も放置しておく訳にもいかず、遅まきながら、みかん類だけでなく落葉果樹にも撒いた。
「幸水梨」は剪定したが、伐採予定だった「新高梨」は剪定を放置したままだった。伸びた徒長枝の花が綺麗すぎるので、伐採を延期した。
<新高梨:お別れの花>
近隣農家と果樹栽培について雑談する時、「同じレベルで栽培して立派な果実を収穫すれば、皆さん方農家のメンツが丸つぶれになる。だから、わざと手抜き栽培しているんや。ホンマ、気使うで」なんて、減らず口をたたくこともある。
でも彼らは、自分が適当な果樹栽培することを知っている。昔、兼業農家として「みかん作り」をしていた時、彼らから「ジュース作りの名人」と呼ばれたこともあった。そんな彼らだが、我が漬物の愛好者も多く漬物作りだけは敬意を表してくれている。
我が立ち位置のお蔭で、多くの農家から「みかん類」がふんだんに貰えているのかも・・・