家内から「大根買ったら高いから片付けせんといて」と言われ、畑仕舞いできずにいたが、いよいよ花が咲きだしたので「もう無理」と畑仕舞いした。
花が咲くまで畑に置いた大根は「ス」が入っているはずと、廃棄止む無しのつもりだった。試しに太い大根を真ん中で切ってみた。「ス」が入っているどころか「ギッシリ」詰まっていた。
それを見た家内、「取りあえず倉庫のミニ冷蔵庫が空いているから全部保管する。料理や切干大根にし、残りはアチコチへ配る」とのこと。
昨年の秋に種を1粒撒きしたこの大根、11・12月には「大根の麹漬けを75kg」漬け込んだ。「糠漬け」も仕込んだ。つい先日までは料理にも使ってきたし、大根が欲しいというご近所さんにも配ってきた。なのに、まだ大小「約20本」が畑に残っていた。しかも「ス」も入っていない。
「大根さん、長い間、ご苦労さんでした。有難う!」 大根に労いと感謝の気持ちが湧いてきたのは初めてだった。大根を収穫するのも畑仕舞いするのも、我が家の最長記録となった。
<冷蔵庫で保管される大根達>